カテゴリー: ツーリング

ツーリング先でバイクの鍵を落とした話

4連休のツーリング先でバイクの鍵を紛失、まぁまぁ大変だったので現地の対応とその後の対応策を備忘録として

バイクの鍵を落とす

山梨県と長野県にまたがる川上牧丘林道の頂上、大弛峠に金峰山への登山口があります。
当日は金峰山へ登山後、長野側の荒れたダート楽しみ、林道終わりにあるキャンプ場で1泊する予定でした。
大弛峠自体が標高2300mで、金峰山は2500mと高低差少なく2000m級の登山を楽しめる場所です。頂上付近は森林限界でちょっと変わった世界を見られます。
下山後、バイクに戻り林道装備に着替えようとした瞬間、ズボンにカラビナで引っ掛けていたバイクの鍵が無いことに気づきます。残念なことに、カラビナにはタイルやGIVI箱の鍵、シェルイージーペイなど、バイクの鍵意外はすべて残っていました。
まずは周囲の捜索と登山開始までに歩いた場所を捜索、大弛峠にある小屋に落とし物として届けられていないかも確認します。ちなみに、ここの小屋で働く人はこちらを人として接してくれません。店の人以前に、人として最低な態度なのでご注意を
当然なことに見つからず。ズボンのポッケや林道装備、ザックの中身をすべてひっくり返しましたが見つからず。下山時にゲリラ雷雨に降られたので、メット含め林道装備はびしょ濡れ、登山靴も浸水に耐えきれずグズグズだったり、精神的なコンディションもズタボロでした。
1時間弱ほど探して登山道のどこかで落としたと判断、ここからどうするか考えることにしました。

レッカーを呼ぶ

鍵をなくした場合の手段ですが、
1.レッカーを呼ぶ
2.鍵屋を呼ぶ
3.体だけ帰宅し、スペアキーを持って来てバイクを動かす
4.スペアキーを届けてもらう
この4つくらいでしょうか。

3.は最寄り駅までのタクシー代だけでいくらかかるかわからないくらい遠かったので諦め
4.も迷惑をかけるわけにはいかないと最終手段にしました。
結果、1.のレッカーを呼ぶことにします。唯一運が良かったことですが、YSPで新車を買うとクラブYSPという保証に入れ、距離無制限のレッカーを呼ぶことができます。今回は自宅から100km以上も離れており、任意保険のレッカーでは超過分の費用でかなり取られていたかと思います。
保険屋への電話で鍵屋の存在を教えてもらいましたが、実際のところTenere700はイモビライザー付きなので、複製ができたとしてもエンジン始動はおそらくできなかったかと思います。

携帯の電波を掴む

金峰山への登山ルートや、金峰山頂上はバッチリ携帯の電波が入ったのですが、大弛峠は携帯の電波が入らなかったです。仕方がないので、川上牧丘林道を長野側に数百メートル歩いたところで電波が入るスポットを見つけ、保険屋に連絡することにしました。
レッカー業者が決まった後、レッカー業者からの連絡もあるので、バイクと電波の入る位置を数回往復する羽目になりました。勾配はあるので、追加の登山をしているようで、最後の方は膝にくる状態でまぁまぁ辛かったです。
保険会社に電話し始めたのは16時頃。電話してから2時間半後にレッカーが到着することになりました。

保険屋とレッカー業者がピックアップ場所を間違える

山奥なこともあり、保険会社がうまくピックアップ場所を把握できなかったようです。正直電話の担当者もGooglemapの使い方が上手ではなく、場所を伝えるのにかなり苦労しました。こちらの検索結果と同じ結果にならないとは不思議なこともあるもんですね
結局、レッカー業者も場所がわからないままあちこち回っていたようです。更にレッカー業者も携帯の電波が入りにくく、通話がかなり困難な状態。結局レッカー車が到着したのは20時半と、本来の到着時刻から大幅に遅れてのピックアップになりました。この時点で帰路としての終電は望めなかったので、泊まりの選択肢を余儀なくされることになりました。

レッカー

ハンドルロックがかかったままなので、レッカーはクレーンで持ち上げるタイプです。人生で5回ほどレッカーを経験してますが、クレーン式は初でした。
作業中はエンジンや作業等はつけっぱなしなのですが、駐車場では車中泊、近くにはテン場があったりして、かなり気まずい状況になります。とはいえ、致し方ないので心配して話しかけてくれた人には挨拶をしておきました。
任意保険屋のレッカーであれば、大半は現地で降ろす際に困るから、助手席乗ってついてきてくれると嬉しいパターンになります。保険屋からするとNGなやつですが、レッカー業者からすると現地で下ろして終わりにしたいわけですね。
ただ、今回のYSP特典についてきた保険屋ZuttoRideでは必ず中間保管をするルールらしく、現実的にレッカー車の助手席に乗ってもいいルールを排除してます。交通費の手当も出ないので、帰りは自腹です。中間保管から自宅まではZuttoRideのレッカー車だと言っていたので、ここで経費削減をしているのでしょう
とは言え、今回のレッカーは人里まで1時間の場所なので、特例として助手席に乗っていいことになりました。最寄り駅の塩山まで乗せてもらうことになりました。

宿泊先探し

塩山駅についたのは22時30分でした。終電は30分前に終わっています。仕方がないので宿泊先を探しますが、どこも満室。万が一空いていたとしても、連休価格で1人12000円以上はすることになります。
レッカーの方が好意で自宅に来なよとは言ってくれたものの、やはりご家族からはあまりいい返事をもらえていなかったようでした。ひとまずレッカー会社のある都留まで移動することにしました。
都留に到着後、各所ビジネスホテルなどをあたりましたが、やはり満室で宿泊難民となります。ダメ元で都留市駅に向かうと駅舎は無人で大きな待合室があったので、野宿することにしました。

数年ぶりの野宿

お金の無い大学生や新卒時代に野宿は何度かやっていましたが、駅のベンチで寝るのは初でした。とはいえ、慣れないことの連続と不安、当然登山の疲れもあり眠気はピークでした。
無人駅で終電終わりとはいえ、地元民が自販機を使いに来たり、案内を見に来たりはしました。そんなのも相手していられるほど体力は残ってなくでしたが、1人自称マジシャンの方が話しかけてくれました。
自称マジシャンの方はコロナで1年ほど仕事が無い状態だとか。それでも自分を励ますようにスプーン曲げのレクチャーをしてくれたり、練習用スプーンをくれたりしました。今となっては話をしてくれるだけで落ち着いていたのかなという感じでしたが、スプーンをもらった直後は寝たらスられるんじゃないかという余計な不安にしかなりませんでした。
実際はスられることもなく、どこか懐かしい、コロナ前の旅行者に話しかけてくれる現地人の優しさを感じられることができたと思います。

始発で帰宅

帰路は始発の富士急行線で大月まで、大月からは中央線直通の電車で一気に都内まで抜けられます。始発は6時でしたが、都内に到着する頃には8時頃と、始発に乗ったとは思えないくらいには混雑します。
正直、カチカチの狭いベンチでは寝返りも打てず、体中が痛いままでの移動で辛いです。
朝方なんとか帰宅し、びしょ濡れのものは軽く洗って干すところまでしました。完全に昼夜逆転、自律神経も狂うほどに何もかもがぐちゃぐちゃになる身体的、精神的疲れでした。

バイクの受け取り

バイクの受け取りはZuttoRideからの連絡をまつことになりますが、レッカーした次の日の夜中に電話がかかってくる状態でした。
自宅まで運ぶのには週明けからとのことで、早くても中2日以上はかかることに。正直かなり遅いなと感じました。レッカー時にオフブーツをネットでシート固定したため、ゲリラ雷雨がないうちに返却してほしいと思っていたところです。
結局のところ、台風到来に備えて休日の稼働を増やしたとのことで、電話の次の日に届けてもらうこととなりました。ただ時間はわからないからずっと家にいてくれとのこと。4連休のすべてが潰れることになりました。

スペアキーの再作成

現状回復するまでにはスペアキーを作って置かなければなりません。テネレ700のスペアキーは作成手順が面倒で、正直ここはBMWのほうが手間なく料金も安かったなと思ったところです。
YSPにてブランクキーの発注受け取り→鍵屋でスペアキーの作成→YSPにてイモビライザーの登録という手順を踏まなければなりません。ちなみに、ブランクキーは7500円とかなり高額です。イモビライザー登録は無料でやっていただけるようでした。
ただ1つ問題なことに、通常の鍵屋はブランクキーを使ってのスペアキー作成は嫌うようで、結構な確率で断られるとのことです。確かに失敗できない上に、鍵屋で扱うブランクキーより硬度が高いという難点があります。それゆえ、スペアキーの作成は通常のキー複製よりも加工金額が上がるそうです。調べた限りでは1000円から3000円くらいとのこと
テネレ700のスペアキーはマスターキーの赤鍵を含め3本までしかイモビライザーに登録できないとのことで、紛失したスペアキーは無効になるという点はちょっと安心でした。とはいえ、あのだだっ広い山で見つけた鍵を我が家のテネレに試そうとする確率なんて天文学的可能性な感じですが。

今後の対策

現地で鍵を落とすなんてこと、考えてみれば今まで起きなかったのが不思議なことに感じます。対策をしないとまずいと思うので、いくつか紛失対応策を考えておきたいと思います。

カラビナの新調

カラビナを登山用のロック機構付きに変更してみようと思います。今回はロック機構のないカラビナだったので、何かの拍子で抜け落ちたのかもしれません。また、カラビナに通す際にうまく通せてなかったのかも。
正直、ロック機構を外す手間はありますが、その一手間でしっかり通ったことの確認、不意の落下が防げればかなり紛失リスクは避けられると思います。
余裕があればカラビナに引っ掛けてポケットにも仕舞えるような形になるとより安全かもですね

スペアキーを車両に装着する

これはやる、やらないの判断もしなければですが、カラビナを変えたところで落とす可能性がゼロになるわけではありません。それではそのバックアップを用意すればいいじゃんという発想です。
スペアキーをカウルの裏などに貼り付けておくことで、万が一の紛失でもエンジンを始動して帰宅することができます。
車用には磁石で車体裏に取り付けられるケースが売られていますね。


星光産業 車外用品 スペアキー キーパック2 ブラック EW-63

ただ、盗難リスクが上がるというデメリットがあります。万が一スペアキーの場所やスペアキーの装着がバレていると、鍵を壊すことなく乗り続けられてしまうので盗まれやすくなります。
そこはネジ一本で外せるカウルの裏に取り付け、ネジ回しだけ簡単なものを携帯する、もしくは現地で借りるで対応しても良いかもです。

今回は不運が重なって少し命の危機を感じる状態になりました。
車両のキー紛失は割と起きると思うので、これを機会に対策をしておいたほうが良いと思います。

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年越宗谷岬アタックに失敗した話

宗谷岬への年越アタックに失敗しました。別に怪我とか事故とかそういう失敗ではなく、戦略的撤退で達成できなかったという話です。

戦略的撤退の引き金

とにかく寒い寒い
バッチリだと思っていた防寒もバッチリじゃなかったです。
ただ寒いだけは何も問題ないのですが、これに風が加わると気温は牙を剥いて襲ってきます。
風防などは特に取り付けなかったので、風の当たる胸などがガンガン冷えていきます。
いくら防風と断熱を役割分担して高めたところで、バイクの時速60km/hとか、場合によってはプラスαな速度の強風を1時間も浴び続ける状況に勝てないです。
体の発熱だけじゃ追いつけなくなるくらいに冷えてきます。

思ったよりも怖いスパイクでの雪上走行
スパイクタイヤでの雪道は思っていた以上にガンガン進めて楽しいものでしたが、一部の路面状態ではかなり不安となる場面が何回かありました。
轍が怖いと言われますが、轍よりも一部にボコッと残った氷の方が怖い
MT-21のスパイクタイヤは小さな溝だったりでも動きを奪われがちなところ、ボコッとした氷は転倒するレベルに弾かれたりします。
路面状態によっては河原のでかい石のなかをずっと走っているくらいに不安定
自分だけなら楽しいで終わるんですが、公道なんでバンバン車が走ってます。
それも北海道速度なので8割の車はプラス20km/hで、1割はプラス40km/hくらい
割と事故を覚悟する瞬間が何回かあるくらいに不安定です。

路面は乾燥路面から凍結路面、新雪が積もったものからシャーベット状のものまで
正直細かく分類すると10パターン超えるくらいに路面状況のバリエーションがあります。
それも走っていると変わったり、日の出や夕暮れなんかで変わったり、1日で半分くらいのパターンを走るほどにコロコロ変わります。
オフロード的思考だと楽しいわけですが、これも公道で、、、
とにかくスパイクタイヤだから普通のツーリングのように走れるなんて思っちゃだめです。
完全にオフ遊びというか、オフロード走行をする気持ちでいないと怖い思いをします。

二兎追う者は一兎も得ず カメラが障害に

今回の宗谷アタックで楽しみにしていたのが、美しい雪景色です。
昔は毎年北海道へ行っていたのですが、すっかり行かなくなってからは雪に触れる機会が全然なくなってしまいました。久しぶりの雪景色を写真に収めたりしようとして撮影機材をバッチリ用意したんです。これが1つの敗因
カメラを操作するのにメットを脱いだり、そもそもバイクから降りたりするのが大変面倒
通常のツーリングとは違って、脱いだ分だけ冷えていきます。
少しでもめんどくさがって手袋をつけないと、キンキンに手が冷えていきます。この冷え切った手を温めるのはグリップヒーターなんですが、これもエンジン切っちゃうとあたたまるのに時間かかるし、バイクのグローブだってすぐ冷え切るので、なかなか温度が回復しない
撮影に関してはとにかく億劫になっちゃうくらいに過酷なチャレンジになっちゃうんですよ
宗谷岬にアタックすると、景色を写真に収める行為は別々にやらなきゃいけないです。
どちらもやりたいと思うから、荷物は多くなってオフ走行はしにくいし、写真撮って体は冷えるしになるんです。
いいですか、年越の宗谷アタックはチャレンジなんですから、カメラなどは二の次にしておかないといけないです。

失敗から学ぶ年越宗谷アタック

なかなか失敗の記事はないので、失敗から年越宗谷アタックへの対策を考えてみましょう

1.ドライ路面ではスパイクタイヤのライフが短くなる

スパイクタイヤのライフに関して調べてもなかなか出てこなかったです。
今回に関しては都内〜大洗、苫小牧〜富良野〜札幌〜苫小牧、大洗〜都内の道でスパイクタイヤの走行をしました。
出発前はバッチリピンが張ってました。若干空気圧を下げたまま大洗まできてしまったので、大洗着時にはピンが半分くらいに、、、
北海道ではパンクを心配して1.5気圧からは落としてません。北海道での舗装路率は8割くらい
実際凍結路面でもほとんどがアスファルトみたいな感じなので、完全にアスファルトではない路面は100kmも走行していないと思います。
帰りのフェリーに乗る頃にはほとんどピンが残りませんでした。支笏湖経由の札幌〜苫小牧間は凍結路がありましたが、リアは結構すべる感覚があって怖かったです。
全体の走行距離は1000kmに満たないくらいです。
アスファルト路面を走るとなると、スパイクタイヤのライフはめちゃくちゃ短いです。

帰宅後、リアはほとんどピンが無い状態
フロントはCRFくんの特性上、あまり負荷がかからず長持ちなのは他のタイヤでも同じ感じです。

→解決策
これに関しては現地の雪道が多いところまではトランポを使うくらいしか対策がないでしょう。
北海道の寒さでタイヤ交換は正直おすすめしないですし、荷物も増えて走行中の危険度UPです。
2019-2020はかなり雪が少ないとのことで、日本海側と山間部以外はドライ路面ばかりでした。それも相まってスパイクタイヤのライフには厳しい条件ばかりだったですね
実際、富良野などで軽トラにバイクを積んでいる人を見たりしました。温かい車という安全地帯があることも安心材料です。
今回の年越時の宗谷岬は風速が17m/sにもなる大荒れだったので、万が一車でアタックできるという保険にもなりますね
2人と2台でアタックする場合はバイクだけフェリーに積むよりも安いかも、、、?
ただ、バイクに乗り換える場合はトランポをどこへ置くかが問題になります。

2.余計なものを持っていくな

キャンプは荷物量を減らしてこそ玄人と言いますが、そんな考えが顕著に出てくる挑戦でした。
デジイチやドローンなどの大きな撮影機材などは持っていくと破損の心配や重量でめちゃくちゃ不利になります。
ただでさえ着替えやらもしものキャンプ道具やらで鬼積載にならざるを得ないので、できるだけ身軽にするは重要です。
極寒の走行は必然的に防寒具などで荷物が掛け算方式で増えます。バックパッカー的な下着だけ持っていけばなんてことにはならないんです。
宗谷岬にアタックするということだけを考えて荷物を選別したほうが幸せです。

3.一番の防寒対策は防風対策

今回実感したのが、風の寒さが強烈なこと
よく風があるだけ体感温度が下がると言いますが、それ以上に凶暴でした。個人的な感覚では、温度に風の強さを掛け算する感じで寒さがましていく感じです。足し算じゃないです、、、
バイクなんで、走行中はずっと風を受けるわけで、常に防風を考えておかないといけないわけです。

→解決策
その防風ですが、たかが衣服の防風だけじゃ威力弱いです。バイクにウィンドスクリーンなどの風防を取り付けましょう。
ウィンドスクリーンはもちろんですが、足にあたる風も体温を奪う威力で言えば強力です。レッグシールドもあるといいですね
FTRで挑戦していた人はソリを加工したようなバカでかいレッグシールドを取り付けてました。そのくらいの対策をしないと寒いです。
そういう意味でカブは風防面でかなり有利ですね。オフロード走行性能が低い点とはトレードオフですが

4.絶対に無理をしない

夏と違って停まれば休まるわけじゃないです。止まっても体が冷えます。休むにも休める場所を探すほかありません。コンビニは温かいですが、長居はできません。道の駅も夜は閉まってます。年始はコンビニやガソリンスタンドも休んでることが多いです。夏と比べると休める場所はグッと少なくなります。
猛烈に寒い中でちょっと辛いかな程度ならいいのですが、雪の少ない日や気温の高い日(高いと言っても-5度とか)で寒かったら素直に諦めるか、より耐寒対策を強化したほうがいいです。
また、車でしか経験してませんが、ホワイトアウトは本当に怖いです。霧と同様に何も見えなくなります。霧とは違って風も強いので、より過酷になります。ホワイトアウトしたらコンビニなどに逃げ込みましょう。そのまま走行するのは追突などのリスクも大きく危険です。

5.バックアップ手段は必ず用意

無理をしない場合や、万が一のバックアップを用意しておきましょう。
泊まるのバックアップはテントやシュラフなどですね。ルートで言えば他のルートも考えておきましょう
食べ物も万が一を考えて高カロリーな非常食を用意しておいたほうがいいです。
とにかく停まってる時間はもったいないというより、それだけで体力を消耗します。


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社会科見学ツーリングシリーズ 成田空港ツーリング 成田闘争跡地めぐり

個人的流行りツーリングである社会科見学ツーリングシリーズです

今回のテーマは成田闘争

成田闘争ってなんですかって人も多いかと
巨大な公共事業をするにあたっての用地買収って結構揉め事が多いんですよね
成田空港もそのうちの1つ

成田闘争で揉めた理由はいくつかあります
1.国が事前に相談なく用地買収を進めた
2.土地柄、満州から来た人が多く、立場がうんたらかんたら
3.全国から反対派(過激な人を含む)がやってきてしっちゃかめっちゃか

ということで、なんだかんだ今でも対立が続いてるんですよ
滑走路の切れ目に神社や小さな会社があったり、エプロンの隙間に鉄塔が立ってたり
これらは反対派が残した建造物ですね
これらの建物が影響して滑走路の延長やらができない現状があります。

そこで、今回はそんな反対派の残した遺産を見に行くことにします。

まずは東峰神社

この神社、なんと滑走路の際っきわにあるんです。

MAPで見るとなんとも素晴らしい場所に
これは成田闘争の爪痕とかの前に最高の飛行機撮影ポイント!

実際行ってみると意外と人がいっぱいいて賑わってました。
車なら数台停められそうです。

すごい!すごいド迫力!
海外の滑走路の端にあるビーチとまではいきませんが、爆音を立てながら滑走路へ侵入していく飛行機は圧巻の一言
こんな素晴らしいポイントが成田にあったなんて驚き

ちなみに、風向きが変わると滑走路への進入コースが変更になるので、見られるかどうかは運次第
昼間なら5分間隔くらいでどんどん進入してきます。
手前から高度を落とすパイロットだと当たりで、50mもないくらいの頭上を通過していきます。

が、いろいろ散策していると成田闘争の対策らしきものがちらほら
神社に続く道がずっと工事用の防護壁みたいな時点でかなり不気味ですが、なんとその壁の上に人感センサーが2〜3mおきで設置されてるんですね
この人感センサーはちゃんと生きていて、夜中に行ったりするとおまわりさんの職質を受けるのは不可避らしい

帰り際には柵の向こう側の職員さん?から「風向き変わったからしばらく見られんよ」と話しかけられました。
もしかしてずっと監視されてた?

エプロン内の鉄塔

この場所に私有地あっていいの?って場所ですよね
これなんだかんだで行けちゃうんですよ
が、かなり監視が厳しいです。

入り口には監視塔が
ここには人がおらず

鉄塔へ行く一本道手前にも鉄塔
こちらにはおまわりさんがいますね
気づかなかったフリして進みます

すごい数の監視カメラ!
エプロン下を通るトンネルだけあってかなりガッシリした構造
スパイ映画みたいな感じ!

トンネルを抜けるとそこはエプロンのど真ん中
ここにも監視塔があります。

せっかくなので鉄塔のまわりを1周してみようとしましたが、普通に家の入口みたいになってて退散
成田闘争の誰かの銅像があります。
普通にびっくりします。

うわっ
監視塔のお巡りさん降りてきて柵開けようとしてるぅうううううう

やばいやばい
国のブラックリストに入っちまう
帰りは爆走して戻りました。

そのあとパトカー見るたびにビクついてたのは内緒

あの立地、鉄塔建てるなんてバカなことせずに、飛行機撮影おじさんとか向けに有料で公開したら結構儲けられそうだよなぁ
だってすぐそばを滑走路へ移動する飛行機が通過するんだよ?
ってもテロ対策的にアウトか

ペンション木の根

お次もエプロン内にある場所
ペンション木の根です。

この爆音の中ペンションやってるって意地以外の何物でもないですね
ここは空港を抜けるバイパスの延長線上わきにあるので、車の交通量もそこそこ
このペンションがあるために、バイパスはカーブ、エプロンも特別開けてあります。
さすがに中に入るまではいきませんでしたが、ここもなんだかんだ離陸待ちの飛行機見られたりします。

ちなみに、鉄塔と木の根ペンションがあるので新しい滑走路が作れないそうですね
新滑走路計画はあるものの、なんとB滑走路の奥に作るという荒業らしい
飛行機乗って滑走路行くだけで数十分乗ることになるなぁ

成田空港見学

成田空港はフランスへ行く友人の見送りとヨーロッパ旅行のときの2回利用しました。
というかそれくらいしか利用してないのでほとんど中身は知らず
ターミナルが3つもあること自体知らなかった、、、

まずは第2ターミナルへ行ってみます。
第2ターミナルは初めてでした。
ちょっと古さ感じる建物ですね
エアコンの吹出口の形状が独特でいい雰囲気です
第二ターミナルはカウンターと搭乗口が長い通路で隔たれてます。
このあたりの旅に出るワクワク感わかります?
SFチックな感じがたまらないですね
残念ながら滑走路は遠いので、待機中の飛行機くらいしか撮影できないです。

第3ターミナルは遠そうなのと、規模小さそうなんで今回はパス
次は第1ターミナルへ

おそらくほとんどの人が成田空港で思い浮かべるのが第1ターミナルですね
僕も第1ターミナルしか使ったことなかったです。
内装をきれいにしたっぽく、羽田の国際線ターミナルと遜色ないくらいにはきれいです。

北と南で大きく別れ、真ん中にはショピング街があります。

昔の空港飯といえば微妙な味のレストラン一択でしたが、今ではいろんなお店があって味で困ることはなさそうですね
世界のマクドナルドもあれば、ジャパニーズファストフードGYUDONもあります。
が、19時を過ぎたあたりから次々とお店が閉まりはじめる、、、早い!
最終的にお茶漬けで晩ごはんでした。

お店が閉まるの早いって、そりゃ最終便は20時50分発のホノルル行きです。
このあたり、周辺住民への配慮やらでしょうね
夜間の発着枠が使えたら一気に物流や人の往来がスムーズになるでしょうに、、、
夜出発で寝ながら現地行きたいみたいなのあるよね

異常な警備

成田空港全体に言えるのが、異常な警備です。
パトカーは空港内の道路を巡回してますし、お巡りさんの巡回もあちこち
正直、成田空港でお巡りさんに会わずして移動は不可能ですね
道路にはこんな感じでバリケードなんかも設置されてます。

同じ国際空港の羽田なんてもっと警備すくない気がします。
羽田の国際化が進む前、成田の警備は国際空港だからだとばかり思ってました。
原因は現在も残る過激な反対派対策のようです。
過去には京成線に放火するテロまで起こしてなすし、その影響で成田空港専属の警察署ができたりしてるわけですね

個人的所感

国内でテロが起きるくらいに激しい対立だった成田闘争
今となっては成田市民の大多数が空港には反対しておらず、現状で言えば成田空港を利用する人の利便性を大きく下げる行為となってます。
確かに最初の国の対応は良いとは言えませんが、空港という職を生み出している効果もあります。
残念ながら現在の反対派は公共の福祉に反している状況ですね

そんなこともあり、現在では羽田の処理能力強化で国際線などの対応力を増やす方針です。
反対を続けたがために、今度は成田を衰退させることになっているのがなんとも皮肉なもんです。

ということで、ある意味ハラハラドキドキなツーリングでした。
鉄塔は行かないほうがいいですね
東峰神社はおすすめです!社会科見学ツーリングシリーズ 成田空港ツーリング 成田闘争跡地めぐり

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最高の景色 最強の風 お台場海浜庭園でキャンプで感じた飴と鞭

久しぶりのキャンプです。
それも前の会社の人と久しぶりにキャンプです。
場所はお台場海浜庭園
残念ながらレインボーブリッジのお台場ではなく、千葉県は館山のお台場海浜庭園ですね

何事もうまくいかないのが私、館山自動車道半ばでパニアケースの鍵を忘れたことに気づいて無駄な高速ツーリングをしてました。
なんで3回もアクアライン通らなきゃならんのや
しかも3回目のアクアラインは最初から最後まで大渋滞
木更津のアウトレット渋滞だったぽいです。
1回めで鍵を忘れてなければ、こんな渋滞巻き込まれてなかったんですが、、、

というトラブルを経てキャンプ場へやってきました。
なんともロケーションは素晴らしく、場所を選べば夕日を眺めながらお酒飲めちゃいます。
近くにコンビニやスーパーはないので、基本的に館山市内で揃えておいた方がいいです。

釣りも歩いて10分ほどの漁港でできました。
ボウズでしたけど

日が暮れてきていい感じになったので晩ごはんです。
が、日が沈むと同時に強風になってきました。
バイクで風をしのぎながら調理です。
炭はあっという間に火がつきましたが、燃焼のスピードも半端なかったです。
キャンプ場で買った高くて貧相な薪も一瞬で消し飛びました。
無理やり調理を済ませ、さっさと寝ることにします。

テントも不安になるくらい揺れます。
2人用テントの大きさのくせして、ムーンライト1型何じゃないかってくらい押しつぶされました。
風の音は耳栓でどうにでもなったのですが、テントが潰されて体に当たるので当然眠れないです。

朝方起きるとテントは見事にぺしゃんこ
どうやらフレームが曲がったっぽいです。(折れてはいなかった
ロープも揺れで緩みまくってほとんど意味なかったです。
よく4箇所のペグダウンが生き残ってくれていたなって思います。

片付けも超強風の中なので大変大変
何より体感温度としてもクソ寒いのでやる気がでません。

フルパニアの鬼積載F8だったので雑にパッキングして終わり
鬼積載可能だったからダッチオーブンとか持ってきてましたしね

キャンプ場の評価

いいところ

なんと言っても夕日が素晴らしいです。
運がいいと夕日に染まる富士山なんかも見れます。
場所は早いものがちなので、景色のいいところを陣取りたい人はチェックイン時間早めに入ったほうがいいですね
ちなみに、今回は前日のキャンパーが少ないからと朝9時から入ってもいいよと言われました。
場所も都内からはそう遠くなく、高速使えば2時間くらいで到着します。
車で20分くらいのところに館山があるので、道中でなんでも揃います。

だめなところ

どうやら結構な確率でとんでもない強風が吹き荒れるキャンプ場らしいです。
連泊してる車の人は車で寝たって言ってましたね
風をしのげる場所も少なさそうだったので、避難もなかなかできないのが辛い
場所によってはペグが刺さらないくらい硬い地面もありました。
HPだとゴミは持ち帰りとなってます。バイク1台2000円のキャンプ場で持ち帰りってなかなかないですね
ただ、なぜか炊事場にゴミ箱が設置されてたので捨てられないわけではなさそうです。
燃料系は高いです。特に薪はカインズに売ってる薪の8割ぐらいしか量がないです。
火持ちも特別いいわけではないので、館山市内でいろいろ揃えておきましょう。

運試ししたい人か、悪天候登山の練習したい人なんか向けにはいいキャンプ場だと思います。
風をしのげる場所がないのでバイクだとかなり苦労することになりそうです。

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まさかの失敗 Airbnbであった残念な宿でのお話

あけましておめでとうございます。
特に変わりなく更新していきますよ
年明けから不幸な話です。

昨年10月、Airbnbで宿に泊まりました。
結果としては大失敗だったという、おそらく日本では珍しいリポートです。

貴重な土日休みだったので、八ッ場ダムやその周辺を見学した後、温泉旅館に泊まることにしました。
そこで、即日の予約でも受け付けてくれやすいAirbnbの登場です。

上上田という場所に良さそうな旅館を見つけました。
約8000円で2食付きの温泉宿です。
客室の写真は2種類載っていて、狭いほうだなと覚悟はしていました。
どう考えても片方はじゃらんとか向けに展開している部屋にしか見えませんでしたが、、、、

時間無い人は部屋に入るとまで飛ばしていいです。

早速問い合わせて予約です。
当日の朝だったので、宿泊可能か、料理は付くかなどを質問しました。
回答は「宿泊はできるよ。でも晩ごはんはもう間に合わないから近くの飲食店を紹介するね」簡単にまとめるとこのような感じでした。

19時過ぎに宿に到着し、フロントへ行きます。
ロビーは吹き抜けで、庭も合ってなかなかいい感じの旅館でした。いや、むしろ当たりだと確信しましたよ

宿帳に記入をしてから部屋に案内してもらいました。
案内をしてもらっている廊下で徐々に雲行きが怪しくなっていきます。
「今日はですね、システムの不具合なのか、予約がかぶってしまいまして、」
「でも安心してください。ちゃんとお部屋用意しました。普通、Airbnbの人は一人用の狭い部屋なんですが、大きい方とっておきました。」
普通、エコノミークラスの席が何らかの理由で使えなくなったから、ビジネスクラスの席用意しました的なやつだと思うでしょ

階段上がって、こちらですと言われた廊下を見るとめちゃくちゃ薄暗い
「怖いなーなんか嫌だなあー」みたいな感じの廊下ですよ
その一番奥にある部屋名すら与えられてない扉を開けて「こちらです。」


まずボコボコに穴が空いたふすまが見えて絶句
普通に体が固まってしまって、「どうぞ」と言われるまで何をしていいのかわからなくなってしまいました。

さらに部屋へ入ると卓球台が部屋のど真ん中にあって何がなんだかわからん状況
「ちょっとおかしな部屋ですが」
じゃねぇんだよなぁ、、、

卓球台の上に置かれたお茶菓子セットがシュールすぎて困る
「それではごゆっくり」
宿の人がいなくなってから部屋を散策する

卓球台のインパクトが強すぎて、客室間違い探しにかなり苦労する感じ
いや、なんも嬉しくないんだよなぁ

とりあえず最初に目に入ったスタンドライト
和室に洋風のスタンドライトがある不思議
もちろんコードは繋がれておらず、使えませんね
シェードの傾き加減が哀愁感じます。

奥の収納スペースには壊れたシーリングライトがこんにちはしてました。
ライト以外にも壊れた物がたーくさん

壁に取り付けるであろうランプ
ランプばっかりやんか

ケンくんのおもちゃ箱
誰やねん
クソくんに見えるって言われてから笑いのとまらない箱になった

うわーーーー
ガチ本棚
おもちゃ箱よりも生々しさがあって怖い

ちなみに窓からの眺めは民家のベランダです。
下にはボイラー室、左を覗くとスナック街があります。

寒いので暖房を入れようとしましたが、エアコンや暖房器具の類はなさそう
10月だけど山間部だしで普通に冷えます。
お風呂に入る以外、ずっとダウン着てた。
真冬だったら殺人レベルだと思う

晩ごはんは連絡されたとおり無いとのことなんで、マップを渡されておすすめの店を目指してみます。
が、繁華街はただのスナック街
片言日本語の外国人がしつこい勧誘をしてきて店を探せたもんじゃありません。
なんでお前らは日本の辺鄙な場所にやってきてるんだよって
30分くらい歩いたけど、スナック街の夜の仕事者向け飲食店か、観光地あるあるのそばうどん、カレーみたいな微塵もそそられない店くらいしかやってなかったです。
まちなかは外灯がなくてマップも読めなかった

結局食べたご飯はファミマの台湾まぜそばでした。
イートインが使えないのと、飲食店を案内されたがゆえに部屋まで弁当持っていくのは勇気がいるので、コンビニの前の空になった足湯に腰掛けて食べました。
普通に寒いです。
足湯は夜中やってないらしいです。
温泉街の宿泊客が奇異の目で見てきます。

胃に温かいまぜそばとお茶を流し込んで宿へ戻ります。
やっぱり部屋は寒い
温泉に入って体を温めることとします。
、、、外側から鍵をかけられない
仕方がないので、貴重品はすべてトップケースへしまいます。
鍵は頑張って隠しました。

脱衣所あったけぇなぁ
温泉は21時で男湯と女湯が入れ替わるそうです。
残念ながら男湯は小さい湯船になる時間でした。

ファミマの足湯

うーん、、、湯量がファミマ前の足湯より少ない
温泉街だろ?って言いたくなるくらいチロチロっとしか出てない温泉
途中から入ってくる親子が楽しそうにお風呂入ってるのがまた心にパンチを食らわせてきます。
お前らはきっと快適な部屋で過ごしてるんだろうなぁ

歯を磨いて寝ます。
と思いきや、歯ブラシセットが半分開封済み
これ、使ってないと思って使いまわしたやつでしょ
半分開けて入れ直してたら誰かと歯ブラシ共有
ここまでくると文句言うのも馬鹿らしくなって、自分でなんとかしようと思っちゃうのがまた自分の悪いところ
ファミマへ行って歯ブラシセットを買います。

浴衣とか寒いから着ません。
布団も薄いのでダウンを着て寝ます。
ギリキャンプより快適かなくらいでした。

8時起床
そういや、朝飯の案内なかったけど、どこに行ったらいいのか
もしかして持ってきてくれるのか
30分くらい待ちましたが、何もなさそうなので、さきにバイクへ荷物をくくりつけに行きます。
「よく眠れましたか?」
宿主と奥さんらしき人が現れた。
「変な部屋で申し訳なかったです。荷物になってしまうかもしれませんが、お詫びとしてこちらどうぞ」
と温泉饅頭を渡してきました。
朝ごはんは、、、?

内心、朝からブチギレなので見送りはまだ準備に時間かかると断りました。
ここでも楽しそうに宿を出ていく宿泊客がわしの心にパンチして去っていきます。

朝ごはんがなかったので、ファミマへ行きます。
ありがとうファミマ

結局、8000円近く支払って、物置に素泊まりというなかなかできない経験をすることができました。

その後
1週間後に再度腹が立ったので、返金フォームみたいなところから可能な限り返金を要求しました。
相手もすんなりと認めてくれて7000円くらいは返ってきました。

ちなみに、話が違うぞ的な事態に陥った場合
チェックインから24時間以内にAirbnbに証拠とともに連絡すれば全額返金手続きがされます。
ただ、Airbnbの立場からは、一度ゲストとオーナーが話合っても解決しない場合ねという注意書きがありますので、僕みたいなコミュ障になっちゃうのはだめだよってことですね。
流れとしては、
オーナーに改善を要求する
それでも駄目ならAirbnbへ連絡
命にかかわるヤバさなら110番してね
という感じ
ただ、今回の僕みたいに、事後でもオーナーと交渉できるスペースが用意されているので、完全な泣き寝入りはしなくても良い模様
もちろん、この事後相談のシステムはゲストへ要求することも可能みたいなので、物品壊したり盗んだりする悪質なゲストからも事後でお金を含めた要求ができます。

正直、宿を楽しみにしていた旅なだけに残念な結果でしたが、ある意味貴重な経験でもありました。
Airbnb2回目でこの物件にぶち当たったのは正直経験不足で辛かったです。
宿の品質とかに保証をつけたい人はちゃんと旅行サイトから予約しましょう。


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最強コスパ 1番安いコストコメリノウール靴下

バイク乗ってるときも、普通に寒いところ行くときも、足の防寒ってごつい靴と靴下替えるくらいが基本的防寒ですよね
どうやらその冷えの原因が、汗らしいんですよ
僕は足先に結構汗をかいちゃうんで、それが原因で冷えてるんでしょうね
汗はひどいときに厚手の靴下の先の色を変えるくらいかいちゃいます。

そんな汗をうまく吸収性てくれるのがメリノウール靴下なんですね
メリノウールという羊毛がうんたらかんたらで、湿気の調整機能と抗菌作用があるそう


モンベル(mont‐bell) メリノウール エクスペディション ソックス ヘザーチャコール HCH L

登山メーカーがこのメリノウール靴下を出しているんですが、どこも1組で2000円から3000円なんですよ
なんて高級な靴下でしょう
普段履いてるユニクロの靴下は3組で990円なので、約10倍ですよ
が、調べるとコストコオリジナルブランドにメリノウール靴下が売られているそうです。
メリノウールの配合量なども登山メーカーのものと同じくらいで、暖かさの性能に大差はないそうです。
履き心地では少し劣るようですが、、、

ということで買ってきました
1600円で4組です!
ユニクロの靴下よりちょっと高いくらい
なんというコスパの鬼
この靴下だけで会費払う価値ありそう

履き心地

ふわふわしてて綿の靴下とはぬくもりが違います。
確かに汗を吸収してくれるます。が、僕の発汗量のほうが多いようで、指の間とかはびしょ濡れだったり
それでも綿靴下よか暖かいです。
綿だと濡れた布感たっぷりですが、こちらはしっとり程度に収まりますね
ただ指の間だけは、、、
抗菌効果は結構あるようで、メリノウール靴下で臭いが気になったことはないです。
心なしか、脱いだ後もさっぱりしてます。

4足1600円という、普通の靴下だとしてもコスパがいいので、コストコ会員の人なら試してみて損はないでしょうね
登山は試してないですが、長距離歩くなら登山メーカーが安パイでしょう
ブランドは性能の証明でもありますから


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ユーラシア大陸横断ツーリング 思いつき

15時17分、パリ行きという映画を見ました。
タリス銃乱射事件のドキュメンタリー映画だったのですが、どちらかというとアメリカ人3人が楽しそうにヨーロッパ旅行をしているところが強く残る映画でした。
ヨーロッパに行ったのは大学の卒業旅行で行ったローマとパリです。

初の異国は知らないこと、知らない景色、知らない匂いなど、知らないづくしで楽しかった思い出があります。
またヨーロッパないし、海外へ旅行に行きたいなと思わせてくれました。

そこでつい最近、モンゴルをツーリングしたというツィッターを思い出します。
世界を駆け回るライダーはどのようにして愛車を海外へ持っていっているのか気になりました。

ユーラシア大陸横断

一番ヒットするのはユーラシア大陸横断というルートです。
世界一周というわけではありませんが、達成感は十二分に感じられること間違いなしでしょう。
GoogleMapの最短ルートで約14000km、みなさんが実際に走った距離だと18000kmほどになります。
観光も含めたら2万kmは超えるかもしれませんね。
これだけのためにバイク1台を乗り潰すという人がいてもおかしくない距離です。

ルートとしてはロシア、場合によっては一部モンゴルを抜けてウクライナなどの東ヨーロッパへ
基本的にロシアを抜けたらヨーロッパ圏へ入るので、情勢的な面や入出国手続きの面でも最も手間暇と危険性のないルートですね
横断だけなら、難しい入国部分もロシアとヨーロッパ圏だけで良さそうです。

ちなみに、中国を通過するルートですが、中国にバイクを持ち込むのはかなり手間がかかるそうです。
中国からのルートは実質諦めでしょうね
中国と北朝鮮がなんとかなれば、新たなユーラシア大陸横断ルートもできるでしょう

ちなみに、167時間走れば到着するようです。
基本的に渋滞は都市部でない限り発生しないようなので、200時間未満で横断できそうですね
1日に6時間走る計算で約1ヶ月というところでしょうか
この計算は時速80km/hくらい計算のようで、、、1日400km以上も走るのか、、、

観光したりを考えると2ヶ月〜3ヶ月が適正範囲というところですね

せっかく西へ大移動するのですから、行ってみたいところは色々あります。
ルートからはかなり離れてしまいますが、エジプトやイスラエルは大変魅力的です。
北欧も単独旅行では行くことあまりないでしょう
中東はトランジットでドバイに行きましたが、まだまだ知らない地域も多いです。
本格的なルートを考えるとなると、宿泊先の調整や出入国での手続きなど、色々と準備が必要になりそうです。
人が国を超えることはそこまで大変ではないですが、バイクと一緒に国を超えるということはかなり大変そうですね。
もちろん、日数や距離が増えれば宿泊や観光、食費などが増え、更にはメンテナンス費やガソリン代、ガソリンをどこで補給するかの問題も考えねばなりません。
果たして、今乗ってるF8で横断することができるのか、というそもそも問題もありますが、、、

準備には相当の時間がかかりそうですね、、、

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パインウッドオートキャンプ場 その4

日の出は6時前くらいなので、眠い目をこすりながら5:30くらいにほったらかし温泉へ向かいました。

ほったらかしの名はどこへやらってくらいには整備されてますね

うわっ
長蛇の列、、、

これは湯船に絶対入れないやつです。
入れたとしても肌と肌がくっつくんじゃないかってくらいの人口密度で、温泉ではなく人間汁に浸かる感覚でしょう

諦めです。

ほったらかし温泉の日の出は平日か、悪天候予報にもかかわらず、奇跡的に晴れたというような日くらいじゃないとまともに見られないでしょう
いいんです。どうせ富士山だって雲かぶって見られなかったんで
次回、ほったらかし温泉へ平日にチャレンジするという目標ができましたですし

気持ち程度、ほったらかし温泉周辺を散策して帰ります。
ほったらかし温泉で調べると「廃車」とサジェストされる車ですね

みんなとは逆方向へ向かいます。
いや、むしろあの長蛇の列で入ろうって思う人がすごい
どんなに大きな湯船でもあの人数入ったら気まずいの不可避だし、日の出なら温泉の外でも見られるし

諦めて睡眠を取る方々もいらっしゃいますね
こちらはテントという寝床へ戻りますよ
さすがにこの眠気で帰りの高速道路は危ないので2度寝チャレンジです。

WRの人は温泉入ってるんだろうなぁ、、、

はい、2時間くらい寝てすっきりです。
やっぱり、夜明けあたりは寒かったのか、熟睡度は日が昇ってからのほうがダントツでした。

地面は濡れた砂なので片付けは正直かったるかった
それでもグランピング一家の大量にあるキャンプ道具よりはミニマムなので1時間ほどで撤収完了
薪は結局半分くらい残してしまってもったいなかった
車なら持って帰ってただろうけど、バイクなんで薪置き場に戻しておきました。

何度も写真撮りたくなっちゃうくらいに景色は最高なキャンプ場ですね
また来たいですが、人気のようなんで、土日は予約取れないだろうなぁ、、、
個人的キャンプ場ステータスとしては予約のとりやすさや飛び込みOKなところも評価基準なんで!

パインウッドオートキャンプ場
ロケーション
このキャンプ場一番のウリどころでしょう。
ただ、いくつかサイトのあるうちの林間サイトでは木が邪魔して夜景をフルでは楽しめないそうです。
電話予約したとき、どのサイトかは言われなかったので、ランダムなのでしょう。

設備
設備がちょっと弱いキャンプ場です。
トイレは仮設トイレで、水道はないため節水を余儀なくされます。

チェックイン
チェックインは12時から、チェックアウトも12時とかなり余裕があります。
平日は空いているようで、午前中に予約したにもかかわらず入ることができました。

電波状況
SNSの時代、さらには音楽などのコンテンツはクラウドの時代となり、通信は大事ですね
Docomoの4Gはなんの問題もなく入りました!

最後の悪あがきでほったらかし温泉の温玉あげです。
塩味が効いてうまいね
一つ140円とお手軽プライスなのもいい

そう遠くないうちに平日ほったらかし日の出チャレンジをしましょう

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パインウッドオートキャンプ場 その3

大菩薩ラインを西へ進むと晴れてきたところから
ちょうど峠を超えたあたりで天気が変わりました。
よくある山超えて天気変わるやつ

なんだかんだ、きれいに日差しを浴びたのはこの瞬間が今日初だったような
大菩薩ラインの山梨側は巨大な橋が何本もかかり、道としてはかなりきれいに整備されてます。
その途中途中で見る景色がまた最高にすばらしい
せっかくなのでバイクをとめて写真を撮ります。

橋の高さはなかなかのもので、カーブの先には山梨の山々がきれいに見えます

橋の高さがわかります?
正直、道路の橋を歩くのが怖くて仕方ないくらいに高いです。

なんだかんだでいい時間になってしまったので、急いで買い出しをします。
この大きさのスーパーがあって助かりました。
岡山の山奥にあるキャンプ場へ行ったときは、村が小さすぎて、スーパーも個人経営のコンビニに毛が生えたくらいの場所しかありませんでした。
バイトのJKが2人でおしゃべりしてた点は最高にポイント高かったですが

買いだしたものを箱に詰めてパニアにくくりつけます
バイクにビールの箱載っけてるやつってキチガイ丸出し感ある

やっとキャンプ場へ到着
もっとしっかりとした受付なのかと思ったら、イベント用テントをいくつか組み合わせた不思議な作りでした。

案内されたのは管理棟の隣のサイト
ちょっと狭いけど一人なら広いくらいのスペース
にしても眺めは最高!
これならもっと早く来てればよかった
と思いつつも、雨の中の設営はしんどいから、これが今日のベストと言い聞かせます。

管理棟というか事務所というか、不思議なインテリアが独特です。
CGでみんな作るような有名なソファーもあれば、なぞのストーブというか窯まであったり
なんと奥には青空ホームシアターまでありました。
と管理人さんの事務所兼自宅みたいな感じっぽいです。
でも台風のときどうするんだろうと思う箇所はいろいろありますね、、、

実は薪が立派すぎて全然火がつかず、1時間くらい格闘してました。
ガスボンベの1/4を失ってから、手で木を割いていくという荒業まで
グランピングしてるような方々はちゃんと着火剤持ってきてたんだろうなあ、、、

で、暗くなってから調理です。

炊き込みご飯かな?

おやおや
今日はカレーですか
どうやらカレーの日だったらしいです。
1から作るなんて馬鹿なことはしません
超便利なレトルトカレーです
カレーの鳥でもおいしく食べられる甘口です。

こっそりじゃがりこ食い終わってるのわかりました?

ドーン
インスタばえしない料理の出来上がり
特に食べ物と靴を一緒に写しちゃう配慮のなさ
炊いた窯にそのままカレーをぶっかけ
炊き込みご飯に見せかけたのは単にきのこの量が多かったからぶち込んだだけ

見事にカレーが少なく、燻製にするつもりだったソーセージを焼いて白米を片付けます。
さすがに白米1合は多かったので、燻製する気力がなくなりました。

燻製するはずだったソーセージ、チーズ、サラダチキンは朝ごはんへ、ミックスナッツは次回のキャンプへのお楽しみです。

焚き火と夜景は最高にインスタばえですねぇ

なんと管理人の人に覗いてみなと、天体望遠鏡をのぞかせてもらいました。
いやぁ、ちょうドアップの月はとんでもない迫力
写真なんかで見るよりもクレーターの立体感が圧倒的
平だと思ってたところもクレーターだったり、これ見るだけで3時間とか4時間が消し飛びますねぇ

看板犬の福ちゃんともしっかり遊びました。

とてつもなく夜が楽しいキャンプですが、明日はほったらかしチャレンジがあるので、10時半就寝とします。
燻製は、、、 またこんどですかね

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パインウッドオートキャンプ場 その2

前回、山岡家処女を喪失したところでした。

青梅街道をひた走り、奥多摩を目指します。

はい奥多摩湖に到着
前に奥多摩へ走りに来たときはもう少し走りごたえのある道だったような、、、
この日は橋の工事で大渋滞するから迂回路通ってくんろということで、別のみちを使いました。
結果、非常に快適な道で奥多摩湖までやってこられたというわけです。
あのキチガイカーブの数々も華麗にスルーして、長いトンネルで事故多発のカーブを回避できました。
久しぶりに奥多摩の道を楽しめるチャンスだったのにちょっとがっかりです

奥多摩で好きなのがダムのこの部分
個人的な統計で水が流れてるのをよく見るんですが、、、
今日は上から流れてないようですね
案外小規模に見えますが、きっと流されたらひとたまりもないでしょう

ちなみに、さきほどの場所は非常時に水を流すための水路だそうです
いつもそんな水が満ち満ちてるときに行ってたかなぁ、、、
仮面ライダーとかが戦ってそうな場所でした

ここで雨がポツポツと
バイクの駐車場所から車の駐車場所へ避難です。
車の駐車スペースだけ太陽光パネルで屋根があるんですねぇ
そりゃずるいぜよ

まぁまぁびしょ濡れです。
実を言うと、太陽光パネルのつなぎ目から雨がそこそこ滴ってきました。
もっとしっかりとした屋根にしてくれればなぁ、、、

いつも18時くらいにしか来たことがなく、ダムの資料館みたいな建物には入ったことがなかったんですよ
雨宿りがてら入ってみましたが、時間がもったいないので少しかじって退散
昔ながらの4:3でブラウン管から流れる奥多摩四季の紹介動画はノスタルジーを感じる展示
今度寄ったらノスタルジーに浸りたいですね

結局雨はやまず、カッパを来て濡れながらの峠道
そりゃつまらんですが、雲を切り裂いていくような山々はなかなか見られるもんじゃないですね

道の駅に到着
立派なバイク用駐車場があって助かりました
もう少し暖かければ、駐車場裏の屋根付きベンチで昼寝でもできるくらいに居心地はよかった
ちなみに、900円で日帰り温泉に入れるそうです。
レンタサイクルもあります。
おいしそうな食堂もあります。
もちろんお土産屋さんもです。
この道の駅の回し者ではありません。

小腹が空いたので自販機ご飯!と思いきや全部売り切れ
オラ、客が買いたがってるのに売り切れとはなんぞや(キチガイクレーマー

さらに走ると晴れてきましたねぇ

〜キャンプ場までと書きましたが無理でした。
次回こそキャンプ場に着きます。

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