カテゴリー: CRF250L

危ないチェーンはすぐに交換! CRF250Lにノンシールチェーン


北海道で塩カルまみれになったCRF250Lのチェーンがついに固着しちゃいました。
現地でレンタカーに乗ってる間にサビサビになっていたみたいです。暖かくてジャバジャバ塩カルかかってたしなぁ、、、

固着したチェーンは曲がりが渋くて、スプロケ間の部分にいても、曲がったまま戻ってなかったりします。
中がサビサビだったりすることで固着が発生するようです。つまり強度も低下してくるので、1つの交換時期の目安にもなります。

まだ走行5000kmほど、メンテしないとすぐチェーンは交換になっちゃいますね
取り外したチェーンを垂らしてみるとガビガビ
これを毎回スプロケットが曲げたり伸ばしたりしているので、それだけロスが出るわけです。フリクションロスというらしいです。

チェーンのカット

チェーン交換にはいくつか方法がありまして、一番楽なのがチェーンをカットする方法です。
工具を使ってカットしてもともとのチェーンを取り外します。
もう1つはスイングアームからばらしてチェーンを取り除く方法です。
面倒ですけど、特殊な工具はなしで交換ができ、圧入したりしたチェーンなども再利用できます。同じくスイングアームの取り外しが必要なので再度取り付けも面倒ですが、、、

今回はカットでチェーンを交換します。カットにはディスクグラインダーを使用。チェーンカッターという専用工具を使ったところで、バイクの太いチェーンになるとリンク部分の頭を削る必要があります。結局ディスクグラインダーが必要です。
ディスクグラインダーでカットしたい部分の頭を飛ばします。100均のヤスリでいけるかと思ってましたが、全然歯がたたないので、おとなしくディスクグラインダーを買うか借りるかすることをおすすします。

頭を飛ばしただけでプレートも外れるかと思いきや、そう簡単には外れないです。シャフト部分より皿ネジのような形状で外側のプレートがとまってるようです。プレートの隙間にマイナスドライバーを差し込んで、お尻からハンマーなどでカンカン叩いてあげます。徐々にプレートが押されて10回くらい叩き込んだところで外れます。
片方のプレートが取れると、シャフトの皿ネジ部分も潰れるので、反対から引き抜くだけでチェーンの切断ができます。もちろん、プレート自体をグラインダーでぶった切ってもOKです。

たまたま固着していた部分とそうでない部分のプレートを抜いたようで、片方はサビサビになっていました。これではチェーン自体も固くて当然ですね

せっかくなので、チェーンスライダーやスプロケットも清掃します。前スプロケットは塩カルの影響でサビが発生してました。チェーンもスプロケットも同時交換が推奨されているので、近いうちに前後スプロケットも交換予定です。今回はサビを落として再利用します。
前スプロケットのサビが飛び散っていたので念入りに清掃しました。KURE556に漬けてサビを落とします。ドライブシャフトにサビがうつっていないか不安でしたが、こちらは大きなサビもなく一安心でした。

各部清掃が終わったので新しいチェーンを取り付けます。今回はAmazonで評判が良かったノンシールチェーンを取り付けます。
一般的にはシールチェーンのほうが万人向けでおすすめです。今回はオフロード走行後のメンテナンスしやすさを考えてノンシールチェーンを試してみます。価格もやすいですし

シールチェーンのいいところ
高寿命、メンテナンス回数小
シールチェーンのだめなところ
高価、メンテナンスで気を使う(ちゃんとチェーンクリーナー使わないといけない)

ノンシールチェーンのいいところ
安い、メンテナンスはしやすい(泥にまみれるオフ車向き)、フリクションロスが少ない
ノンシールチェーンのだめなところ
寿命が短い、メンテナンス回数が多い

チェーンを通します。CRF250Lの純正はリンク数106です。買ったものは110なのでカットします。
これもスプロケットにタイラップなどでくくりつけてからグラインダーを当てたほうが安定してカットできます。くれぐれもスプロケットやスイングアームに傷をつけないようにご注意ください。

カットが終わったらチェーンの結合をします。このチェーンにクリップ式の結合パーツが付属してました。クリップ式はラジオペンチがあれば取り外しができるので、次回からは新しいチェーンの長さ調整以外にグラインダーを使う必要はないです。
スプロケットに巻きながら作業をすると簡単です。クリップの方向にだけ注意して装着します。

最後に張り調整をして終了です。ノンシールチェーンは伸びが早いらしいので、軽く走ったらもう1回伸びを確認したほうがよさそうです。もう少し簡単にアクスルシャフトを緩めたりできたら、張り調整も楽なのになぁと思ったりします。

ノンシールチェーンにしてからは車体の取り回しが非常に楽ちんになりました。エンジンには誤差範囲のフリクションロスだったかもしれませんが、人間が押し歩きするには大きな違いを感じられます。走行中にクラッチを切ってからの原則もかなりすくなくなりました。チェーンだけでこんなにも違うのかと思うくらいです。
レース志向な方はぜひノンシールチェーンにチャレンジしてみてください(オンロード系はレースでもシールチェーンらしいです)


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年越宗谷岬アタックに失敗した話

宗谷岬への年越アタックに失敗しました。別に怪我とか事故とかそういう失敗ではなく、戦略的撤退で達成できなかったという話です。

戦略的撤退の引き金

とにかく寒い寒い
バッチリだと思っていた防寒もバッチリじゃなかったです。
ただ寒いだけは何も問題ないのですが、これに風が加わると気温は牙を剥いて襲ってきます。
風防などは特に取り付けなかったので、風の当たる胸などがガンガン冷えていきます。
いくら防風と断熱を役割分担して高めたところで、バイクの時速60km/hとか、場合によってはプラスαな速度の強風を1時間も浴び続ける状況に勝てないです。
体の発熱だけじゃ追いつけなくなるくらいに冷えてきます。

思ったよりも怖いスパイクでの雪上走行
スパイクタイヤでの雪道は思っていた以上にガンガン進めて楽しいものでしたが、一部の路面状態ではかなり不安となる場面が何回かありました。
轍が怖いと言われますが、轍よりも一部にボコッと残った氷の方が怖い
MT-21のスパイクタイヤは小さな溝だったりでも動きを奪われがちなところ、ボコッとした氷は転倒するレベルに弾かれたりします。
路面状態によっては河原のでかい石のなかをずっと走っているくらいに不安定
自分だけなら楽しいで終わるんですが、公道なんでバンバン車が走ってます。
それも北海道速度なので8割の車はプラス20km/hで、1割はプラス40km/hくらい
割と事故を覚悟する瞬間が何回かあるくらいに不安定です。

路面は乾燥路面から凍結路面、新雪が積もったものからシャーベット状のものまで
正直細かく分類すると10パターン超えるくらいに路面状況のバリエーションがあります。
それも走っていると変わったり、日の出や夕暮れなんかで変わったり、1日で半分くらいのパターンを走るほどにコロコロ変わります。
オフロード的思考だと楽しいわけですが、これも公道で、、、
とにかくスパイクタイヤだから普通のツーリングのように走れるなんて思っちゃだめです。
完全にオフ遊びというか、オフロード走行をする気持ちでいないと怖い思いをします。

二兎追う者は一兎も得ず カメラが障害に

今回の宗谷アタックで楽しみにしていたのが、美しい雪景色です。
昔は毎年北海道へ行っていたのですが、すっかり行かなくなってからは雪に触れる機会が全然なくなってしまいました。久しぶりの雪景色を写真に収めたりしようとして撮影機材をバッチリ用意したんです。これが1つの敗因
カメラを操作するのにメットを脱いだり、そもそもバイクから降りたりするのが大変面倒
通常のツーリングとは違って、脱いだ分だけ冷えていきます。
少しでもめんどくさがって手袋をつけないと、キンキンに手が冷えていきます。この冷え切った手を温めるのはグリップヒーターなんですが、これもエンジン切っちゃうとあたたまるのに時間かかるし、バイクのグローブだってすぐ冷え切るので、なかなか温度が回復しない
撮影に関してはとにかく億劫になっちゃうくらいに過酷なチャレンジになっちゃうんですよ
宗谷岬にアタックすると、景色を写真に収める行為は別々にやらなきゃいけないです。
どちらもやりたいと思うから、荷物は多くなってオフ走行はしにくいし、写真撮って体は冷えるしになるんです。
いいですか、年越の宗谷アタックはチャレンジなんですから、カメラなどは二の次にしておかないといけないです。

失敗から学ぶ年越宗谷アタック

なかなか失敗の記事はないので、失敗から年越宗谷アタックへの対策を考えてみましょう

1.ドライ路面ではスパイクタイヤのライフが短くなる

スパイクタイヤのライフに関して調べてもなかなか出てこなかったです。
今回に関しては都内〜大洗、苫小牧〜富良野〜札幌〜苫小牧、大洗〜都内の道でスパイクタイヤの走行をしました。
出発前はバッチリピンが張ってました。若干空気圧を下げたまま大洗まできてしまったので、大洗着時にはピンが半分くらいに、、、
北海道ではパンクを心配して1.5気圧からは落としてません。北海道での舗装路率は8割くらい
実際凍結路面でもほとんどがアスファルトみたいな感じなので、完全にアスファルトではない路面は100kmも走行していないと思います。
帰りのフェリーに乗る頃にはほとんどピンが残りませんでした。支笏湖経由の札幌〜苫小牧間は凍結路がありましたが、リアは結構すべる感覚があって怖かったです。
全体の走行距離は1000kmに満たないくらいです。
アスファルト路面を走るとなると、スパイクタイヤのライフはめちゃくちゃ短いです。

帰宅後、リアはほとんどピンが無い状態
フロントはCRFくんの特性上、あまり負荷がかからず長持ちなのは他のタイヤでも同じ感じです。

→解決策
これに関しては現地の雪道が多いところまではトランポを使うくらいしか対策がないでしょう。
北海道の寒さでタイヤ交換は正直おすすめしないですし、荷物も増えて走行中の危険度UPです。
2019-2020はかなり雪が少ないとのことで、日本海側と山間部以外はドライ路面ばかりでした。それも相まってスパイクタイヤのライフには厳しい条件ばかりだったですね
実際、富良野などで軽トラにバイクを積んでいる人を見たりしました。温かい車という安全地帯があることも安心材料です。
今回の年越時の宗谷岬は風速が17m/sにもなる大荒れだったので、万が一車でアタックできるという保険にもなりますね
2人と2台でアタックする場合はバイクだけフェリーに積むよりも安いかも、、、?
ただ、バイクに乗り換える場合はトランポをどこへ置くかが問題になります。

2.余計なものを持っていくな

キャンプは荷物量を減らしてこそ玄人と言いますが、そんな考えが顕著に出てくる挑戦でした。
デジイチやドローンなどの大きな撮影機材などは持っていくと破損の心配や重量でめちゃくちゃ不利になります。
ただでさえ着替えやらもしものキャンプ道具やらで鬼積載にならざるを得ないので、できるだけ身軽にするは重要です。
極寒の走行は必然的に防寒具などで荷物が掛け算方式で増えます。バックパッカー的な下着だけ持っていけばなんてことにはならないんです。
宗谷岬にアタックするということだけを考えて荷物を選別したほうが幸せです。

3.一番の防寒対策は防風対策

今回実感したのが、風の寒さが強烈なこと
よく風があるだけ体感温度が下がると言いますが、それ以上に凶暴でした。個人的な感覚では、温度に風の強さを掛け算する感じで寒さがましていく感じです。足し算じゃないです、、、
バイクなんで、走行中はずっと風を受けるわけで、常に防風を考えておかないといけないわけです。

→解決策
その防風ですが、たかが衣服の防風だけじゃ威力弱いです。バイクにウィンドスクリーンなどの風防を取り付けましょう。
ウィンドスクリーンはもちろんですが、足にあたる風も体温を奪う威力で言えば強力です。レッグシールドもあるといいですね
FTRで挑戦していた人はソリを加工したようなバカでかいレッグシールドを取り付けてました。そのくらいの対策をしないと寒いです。
そういう意味でカブは風防面でかなり有利ですね。オフロード走行性能が低い点とはトレードオフですが

4.絶対に無理をしない

夏と違って停まれば休まるわけじゃないです。止まっても体が冷えます。休むにも休める場所を探すほかありません。コンビニは温かいですが、長居はできません。道の駅も夜は閉まってます。年始はコンビニやガソリンスタンドも休んでることが多いです。夏と比べると休める場所はグッと少なくなります。
猛烈に寒い中でちょっと辛いかな程度ならいいのですが、雪の少ない日や気温の高い日(高いと言っても-5度とか)で寒かったら素直に諦めるか、より耐寒対策を強化したほうがいいです。
また、車でしか経験してませんが、ホワイトアウトは本当に怖いです。霧と同様に何も見えなくなります。霧とは違って風も強いので、より過酷になります。ホワイトアウトしたらコンビニなどに逃げ込みましょう。そのまま走行するのは追突などのリスクも大きく危険です。

5.バックアップ手段は必ず用意

無理をしない場合や、万が一のバックアップを用意しておきましょう。
泊まるのバックアップはテントやシュラフなどですね。ルートで言えば他のルートも考えておきましょう
食べ物も万が一を考えて高カロリーな非常食を用意しておいたほうがいいです。
とにかく停まってる時間はもったいないというより、それだけで体力を消耗します。


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オフロードでもタイヤは大事 過激なパターンのAC10を試す

自動車で一番重要なのはタイヤだとも言いますよね
最終的にエンジンのパワーを動く力に変える部分でもありますし、曲がったりとまったりも担ってたりもします。
そんなタイヤはオフロードでも重要
パターンが過激なほどに走破性があがるとのことで、公道走行可能タイヤとしてはかなり過激な部類に入るミシュランのAC10を履いてみました。

パターンが過激すぎて本当に公道走行が可能なのか不安になるレベル
アスファルトの上で走ったら絶対にガタガタしそうだし、カーブで倒したらこの小さいブロックだけで支えるのかと思うと割とヒヤッとします。

ちなみにお値段はWebikeで前後合わせて14000円ほど
もう少し探せば片方6000円とかもありそうですね

早速装着
めちゃくちゃ硬いというわけでもなく、タイヤ交換はすんなり終了
交換よりも、アクスルシャフトを通す作業の方が数倍苦労するくらいでした。
ちなみに、リアタイヤは120ではなく110を取り付けています。
120だと張りでたブロックがチェーンカバーなどに干渉するとの報告ありです。

ちょっとオフロードバイクらしくスパルタンな感じになったんじゃないですか?

オフロード堪能ツーリングは後日記事にまとめます。

オフとオン合わせて700kmくらい
オフだけなら50km弱くらいは走ったんじゃないでしょうか
ガレ場からヌタチュルまで一通り走ったのでレビューです。

良い点

抜群のオフロード性能

オフロードの走破性が抜群にあがりました。
今までのオン8割のようなブロックとは比較になりません。
ヌタチュルでもガレ場でもスタックしたりなんかしなかったですし、走り出しも滑ることは全然ありませんでした。

これだけでもう感動の嵐
さらには横方向の滑りも気にしなくていいので、林道のカーブがすごい安心感
ゆえにちょっと危ないスピードまで平気で出せちゃいます。林道じゃそんな運転しちゃいけないよ
今までは初心者がスケートリンクであたふたする感じでしたが、そんなことはなくなり、普通の地面に足をついているような感覚
コーナーも倒せるくらいにはグリップしてくれます。
正直、今回の林道は純正タイヤだったら絶対に苦労していただろうし、何度も転倒したり、そもそも走破できなかったりしていたと思います。
そこまでしてたら走っていて絶対に楽しくないです。すぐ帰りたくなるでしょうね

ゴツい見た目

交換した直後のバリバリ山な見た目は最高にオフローダーっぽくていいです。
公道走行不可のタイヤであればもっとバリバリな感じでしょうが、AC10は公道走行可能
料金所のおじさんにも過激なパターンをいじられるくらいにはインパクトあります。
インスタ映えもバッチリ

悪いところ

オンロードの不安

オンロードは頼りないです。
通常使用でのバンクはそこまで気にならないですが、ちょっと寝かそうとすると不安爆増
オフブーツでリアブレーキのコントロールおぼつかないですが、すぐロックします。
制動距離はガッツリ伸びるので、いつもより車間をあけて安全運転が必要
速度もあまり出したくなかったので、基本的には法定速度くらいで走行してました。
バンバン抜かれていきますが、オフタイヤだからという理由でストレスは意外と溜まらないです。

消しゴムで走っているかのようなライフ

あっという間に減ります。

交換したてのバリ山からここまで減りました
総走行距離は700kmくらい
スリップサイン出てくるのは2500kmくらいですかね
正直ライフは全然期待できないです。
どんなに丁寧な運転をしてもどんどん削れていきます。

追記

ツーリング2週間後くらいにリアタイヤを見たらパンク?空気が抜けてスカスカになってました。
虫部分がしっかり閉められてなかったようです。
走行している間にちょっとずつ抜けていたようです。
フロントが意外と残ってるのを見てると、リアのライフはちゃんと空気圧あれば5000kmくらいはもつかもしれませんね

まとめ

タイヤというものの大事さをよく感じる経験でした。
いままでスポーツ走行をすることもなく、オンロードでもツーリングタイヤばかり履いていたのであまり気にしていませんでしたが、タイヤ性能がここまで走りやすさに直結するとは思ってもいませんでした。
ライフはそこまで長くないですが、他のガチオフタイヤよりは安いですし、公道走行可能なので自走ライダーにはおすすめ
正直、公道走行不可のタイヤで公道走ってる人は嫌いです。
ナンバーカチアゲのヤン車とやってることは同じです。
ルールを守ってこそのスポーツと考えれば、レギュレーションを守るというのは大事なことだと思います。
公道走行可能でオフ性能追求を考えるとこのタイヤに行き着く気がします。


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【CRF250L】自走オフローダーの命綱 SRCのラジエーターガード取り付け

林道やオフロードコースへ自走で行く方
楽しかったねで帰ってこられれば何も問題ありませんが、転倒してどこか壊れて自走不可になった瞬間に結構詰みますよね
その詰みやすい箇所がラジエーターだそうです
セローやKLXは空冷エンジンなので関係はありませんが、CRF250Lは水冷エンジン
水冷エンジンに搭載されているラジエーターは破損すると冷却水が漏れてしまい、そのままエンジンをかけるとオーバーヒートしてしまうわけです。
このラジエーターは左右どちらか、もしくは左右両方に取り付けられてる場合が多いんですが、ガードらしいガードはカウルくらいなんですよね
ラジエーターの防御力だけが保険なわけです。
それだけでは心もとないので、ラジエーターガードを取り付けます。

CRF250Lのラジエーターガードはキジマから出ている簡易的なものと、ZETAなどから出ているより防御力が高そうなものがあります。

ラジエターガード ブラック KIJIMA(キジマ) CRF250L/M/RALLY


【メーカー在庫あり】 ジータ ZETA ラジエターガード 12年-17年 CRF250L ZE52-2032 HD店

立ちごけ程度の転倒から破損を防ぎたい場合はキジマ製でもいいでしょうが、個人的にはいつ何が起きるかわからない技量ということもあるので、キジマのガードは見送り
Webikeで漁るとSRCというメーカーのものが割とリーズナブルでガード力高そうでした。

2mm厚くらいのアルミ製みたいです。
これだけのアルミの塊なので、まぁまぁ重い
計ってはいないですが、400gくらいはありそうな気がします。

細かなカットがすばらしい
以外にもバリはほとんどなかったですね
製造は東南アジアだった気がします。
パッと見の品質はそこそこいい感じ

後方のカウルをフレームにとめるネジ穴と共締めすることで前方からの衝撃にも強そうな感じ

早速カウルを取っ払っていきます。
手順的には真ん中のカウルから取り外していきます。ネジは下部に1本で、後方は引っ張ると外れ、前方は後方へ引き抜く形
真ん中のカウルが取り終わったらラジエーターを隠しているカウルのネジを4本全て外すとラジエーターがこんにちはします。

\コンニチハ/

純正では黒いガードが付いてましたが、これもサクッと取っ払っちゃいます。
爪で付いてたりするので、押したり引いたりでかんたんに取れます。
変にマイナスドライバーとか使うとラジエーターを傷つけるのでやめましょう

黒いガードを取り外せたら、フレームとラジエーターをつないでいるボルト2本を外します。
この2本だけでラジエーターがバイク本体とつながってるんですねぇ
意外と走りながらのコケやらかしたら即死な気がしなくもない、、、、
ボルト2本とも外してもホースがあるので、ラジエーターが落ちることはないです。負荷が心配な人は紐などでハンドルから吊るしておいてあげましょう

取り付けは簡単
長いボルトと長いスペーサー、ワッシャーくらいしかないです。
スペーサーがガードの内側に入りにくかったあたりで工作精度に若干の不安は感じつつ、こんな感じでサクッと取り付け完了

嫌な予感は当たるもので、上のネジ穴微妙に合わなくない?
カウルと共締めなので、ラジエーターのボルトを緩めて、色んな所を徐々に締めるとかできないしなぁ、、、

こっちは角度違う、、、

結局、上のネジ穴は無理やり上から押し付けつつ固定
ラジエーター下部の角度違いはペンチで矯正しました。
ZETAのようなポン付けブランドではなかったですね

徐々にオフロード耐性の強くなるCRFくん
盆栽ばかりで実践になかなか進まず、、、
もっと泥遊びしたいぞ


【在庫あり】【イベント開催中!】 SRC エスアールシー コアガード ラジエーター ガード CRF250 L

Filed under: CRF250L, Motor Cycle

川越市のオフロードビレッジでCRF250Lコースデビュー

せっかくCRF250L買ったのでオフロードコース行ってきました。 場所は川越にあるオフロードビレッジというコースです。 首都圏では割と有名なコースで、全日本のレースもここでやるとかなんとか 土日は混むので平日を狙って行きました。

受付はコースのある場所から入間大橋を渡った反対側にあります。 最初にコース行って管理人さんみたいな人がいなくて焦りました。

誰もいない、、、

んで、クラブハウスがこれまたクソ入りにくいんだな ただでさえコースデビューで緊張してるってのに 入ると作業してる方が対応してくれました。 1日フリーで4000円です。 高速乗ってツーリング行くより安く遊べますね ステッカーをもらって車両の見えやすいところに貼っておきます。 これでお金払ってるかタダで走ってる愚か者かを判断してるんですね

コースではフォロワーさんのフォロワーさんが迎えてくれました。トランポってすばらしいじゃない チェストプロテクター貸してくれたり、工具や高圧洗浄機貸してくれたりでお世話になりっぱなしでしたね 逆に言うと、自走でくるならそこそこ荷物背負ってこないとって感じか、、、

なんでリュックに使いもしない着替えだけ入れてきたんだろう、、、、

メインコースは全日本出てる方がバンバン走りまくってるので怖くていけません 小さいコースではしゃいで遊びました 小さいコースでもフォロワーさんのフォロワーさんが走るとバンバンジャンプしてます。 あちこちヌタチュルなんでCRFくん純正のしょっぼいタイヤだと滑ってあんな飛ばせないです。

合っという間にバイクも人もヌタチュル チョコレートフォンデュみたいになりました。 午後はガチで走ってる怖い人も休みに入ったので本コースを走行 普通に轍でかすぎて絶対に転んでたし、マシンと技量の限界を感じましたね

ガチガチのモトクロッサーに少し乗せてもらいましたが、タイヤの安定感やスパルタンなエンジン特性はとても走りやすい 自分なりにエンジン回したのに「ずいぶんと回さず走ったね」なんて言われる感じ

1日遊んだあとはお掃除です。 車両に付いた泥をあらかた落とすとこの量 普通に3kgくらいありました。 こんなん数百グラムの軽量化で喜んでるのあほらしくね?って思います。

帰ってきて全身筋肉痛 転んで打った膝もちょっと痛い CRFくん傷だらけであちこち曲がってる それでも泥遊びは何歳になっても楽しいですね

土日は人こそ多いものの、完全に初心者が走る時間みたいなのが設けられてるので、安心して走れそう 車両や装備のレンタルもあるし、初心者向け教室なんかもあるので興味ある人は行ってみましょう


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Filed under: CRF250L

オフロード初心者必見! スタックの強い味方スタックベルト

セロー225からCRF250Lに乗り換えてなにかが足りないと思ってました。
掴むところが少ないんですよ

フロントはハンドルがあっても、リアなんて掴みどころなさすぎて困ります。
リアはキャリアつけて解決できるとして、フロントはどうするの?

スタックベルトというものがあるんです!
フロントフォークに巻きつけておいて、スタックしたりしたらこれを引っ張ってもらいます。
スタックから抜け出すのは時間も体力も使うので、少しでも抜け出しやすくなるのは重要!

お値段もお安く1000円で買えちゃいます。
思ったよりも手作り感あるパッケージ
こちらはネット店舗だとダートバイクプラスでしか売ってないようですね

取り付けは説明するまでもなく
この構造なら手作りでも全然アリだと思います。
今回はフロントだけでしたが、このままリアにキャリアをつけなければリアにもスタックベルトつけたいですね

これで林道で抜け出せなくなったりしても誰かに引っ張ってもらえます。
もちろん、自分で引っ張ることも可
林道遊びの安心感向上ですね!


MOOSE RACING ムースレーシング 0502-0316 STRAP LIFT スタックベルト フロント WESTWOOD ウエストウッド

Filed under: CRF250L

CRF250L ハンドル交換で失敗

CRF250Lでやりたかったカスタムにハンドル交換があります。
軽くなったり、高さ上がってスタンディングしやすくなったり
剛性もあがるので転倒にも強くなるそうです。

Yオクでさっそくレンサルのハンドルバーを購入しました。
色はシルバー
曲がってなければ中古でもいいっしょという軽い気持ち

ENDURO HIGHモデルらしい
みんなバーライズキットでハンドル上げてるし、最初から高いのでいいじゃんという安直な理由で買いました。

よっしゃ!早速取り付けじゃ

あれ、アクセルワイヤーパツンパツンじゃない?
クラッチワイヤーなんてパツンパツンどころか、ブレースバーの付け根くらいまでしかないよ?

そんな巨人向けハンドルってわけでも、、、

いや、でかい、やっぱりでかい

レンサルの公式で見ると飛び級レベルででかい
そりゃポン付けできないわけだわ、、、

それじゃ、クソデカハンドルつけてる人って、どのくらいワイヤーとか長いやつに変えてるの?
って調べると、大体ハーレーでチョッパーハンドルみたいなのとか、ゼファーでヤン車仕様にしてる人の記事しか出てこない
オフ車でハンドル交換してる人、ほとんどがポン付けできましたってのばかり
これは敗北です。

ざっとワイヤー類を取り替えるにしても、レビューの少ない怪しい商品ばかり
それにプラス4000円くらいしないとワイヤーは変えられなさそう
これは損切りということで、素直に新しいハンドルを買うべきですね、、、

ENDURO HIGHなんていう競技車両向けみたいなキワモノハンドルを知らずに買うと痛い目見るので、
ハンドルバー選びはやはり皆さんの前例にならって選ぶのがよさそうですね

ちなみに、CRF250Lに推奨されているレンサルハンドルは665-03だそうです。
693-01でも取り付けられたって人もいましたね。
ファットバーだと602-01が推奨されているみたいですよ。


RENTHAL [ レンサル ] 7/8BAR Replica Bar ENDURO(旧ジェフ・ワード) GOLD 693-01

Filed under: CRF250L, 整備

CRF250L 初回点検

走行距離も1000kmに近く、納車から1ヶ月経ったので初回点検へ行ってきました。
場所は府中のアライモータースさんです。

このアライモータースさん、なんと国産車はもちろんのこと、BMWやトライアンフ、ピアジオなどなどの正規代理店でもあります。
取扱いメーカーの多さではびっくりします。
当日は府中警察署の白バイもメンテしてました。
ここで買ったのは車両価格がドリームより10万やすかったってだけなんですが、整備は安心して任せられるしで、近所にないことが悔やまれますね(片道1時間)

点検は初回なので、無料ですが、オイル代だけは実費かかります。
WAKOSのPRO STAGEなんでオイル代はAmazonと同じくらいのお値段
別に高い整備費じゃないのもいいですね

同じタイミングでBMWの整備出してた外国人のおじさんが12万請求されてるの見たときはびびりましたが、、、F8もそのくらいかかる時期、、、


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Filed under: CRF250L, 整備

現代のバイク必須装備 CRF250LにUSB電源取り付け

CRF250LにUSB電源取り付け現代のバイクに絶対標準装備したほうがいい装備がUSB電源
USBとは言わないまでも、シガーソケットくらいは標準装備にしてもいいんじゃないかって思う

今や紙の地図じゃなくてスマホでナビの時代
写真撮ったりもスマホだし、なんだかんだ充電できないとかなり不便
当然、新車で買ったCRF250LくんにUSB電源なんてものはあらず
今回はUSB電源を取り付けちゃいます


ニューイング(NEWING) DCステーションUSB+ NSMS-003

購入したのはニューイングから出てるUSBとシガーソケットが1口ずつのタイプ
Ninja250にも取り付けていたDCステーションシリーズです。
バッ直OKなDAYTONAと悩みましたが、DAYTONAの端子カバーは毎回ペンチで開けないといけないくらい固くて割とクソなんですよね


DAYTONA(デイトナ) バイク専用電源2.1A USB(5V / 2.1A)1ポート 93039

取り付けはヘッドライトを取り外してアクセサリーカプラーに配線するだけ
カプラーもHM090型というもので繋げられるらいしので、ハーネスぶった切る必要も、リレーをかます必要もなくスマートに

このカプラーをニューイングの電源に取り付けて設置するだけ
いやー簡単簡単
怖いから一度カプラーだけはめてみよう、、、

合わない、、、オスメスも逆っぽいしこれは、、、
どうやら2017年モデルからのMD44からHM090型のカプラーではなくなったらしい
なんでこんなゴミマイナーチェンジしてるですかね
調べるとカプラーもホンダオリジナルっぽい(どっかのOEMでしょうけど)

いじってる最中にショートさせてヒューズを飛ばしました。
なーんでヒューズ交換まで、、、
サイドカウルを開けたところにヒューズボックスがあります
セロー225みたいにバッテリーをゴム固定なんていう馬鹿な固定方法はしてないところに好感度UP!

ハーネスぶった切ってHM090型コネクタにするのもありですけど、やっぱりそんな魔改造はしたくないので、キャップとしてついていた純正カプラーの反対側を利用して取り付けることにします。

緑のキャップみたいなのは尖ったものでくり抜けます。

ここにHM090型のカプラーに付いていたソケットをケーブルにかしめて無理やりぶち込みました。
ソケット部分がちょっと分厚くてすんなりはいかなかったですが、ツメ無視して押し込みます。
防水加工はグルーガンでいっちょ解決

メーターのぽっかり空いたスペースに取り付けたいので、メーターと少し干渉する部分をやすりで削りました。
取り付けtは両面テープです。

配線はウィンカーのケーブルといっしょにまとめてスッキリ

どうですこの仕上がり
表記が上下逆さ以外はまるで純正のようなピッタリ感
両面テープ仕上げが若干不安ですが、剥がれたら貼り直せばいい

ついでにF8から取り外したミノウラのスマホホルダーも取り付け
これでツーリングの基本装備はOKです。

MD44のCRF250Lにお乗りの方はアクセサリー電源のソケットにご注意を!


ツーリングマップルR 関東甲信越

Filed under: CRF250L, Motor Cycle, 整備

安いは正義 現行1番安いフルサイズオフ車 CRF250L 購入

ついにCRF250Lを契約してきました。
2017年モデルの日本国内ラスト在庫です。
ゲテモノセローくんはドナドナです。
セローくんに整備費つぎ込むより、新車で買ったほうがよさそうだったので思い切って購入しました。

試乗した2016年モデルとは各所細かい変更が加えられてます。
メーターにはタコメーターが追加され、マフラーはエキゾーストパイプから変更が加えられてます。
納車されてから初めて気づきましたが、シフトペダルが地味に可倒式になっています。

早速ZETAのバーパッドを装着
ファッションオフローダー感プンプン

警告灯が点灯してからの給油でも5.5L程度しか入らない
心に余裕のある航続距離は大体150kmくらいですかね
街乗りで30km/l ツーリングで35km/lといったところでした。

電源の取り付けとスマホホルダー取り付け、ちゃっかりミラー交換した記事は次回


ジータ(ZETA) COMPバーパッド STD(254mm) ホワイト ZE47-9136

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