カテゴリー: 装備

オフロードでもタイヤは大事 過激なパターンのAC10を試す

自動車で一番重要なのはタイヤだとも言いますよね
最終的にエンジンのパワーを動く力に変える部分でもありますし、曲がったりとまったりも担ってたりもします。
そんなタイヤはオフロードでも重要
パターンが過激なほどに走破性があがるとのことで、公道走行可能タイヤとしてはかなり過激な部類に入るミシュランのAC10を履いてみました。

パターンが過激すぎて本当に公道走行が可能なのか不安になるレベル
アスファルトの上で走ったら絶対にガタガタしそうだし、カーブで倒したらこの小さいブロックだけで支えるのかと思うと割とヒヤッとします。

ちなみにお値段はWebikeで前後合わせて14000円ほど
もう少し探せば片方6000円とかもありそうですね

早速装着
めちゃくちゃ硬いというわけでもなく、タイヤ交換はすんなり終了
交換よりも、アクスルシャフトを通す作業の方が数倍苦労するくらいでした。
ちなみに、リアタイヤは120ではなく110を取り付けています。
120だと張りでたブロックがチェーンカバーなどに干渉するとの報告ありです。

ちょっとオフロードバイクらしくスパルタンな感じになったんじゃないですか?

オフロード堪能ツーリングは後日記事にまとめます。

オフとオン合わせて700kmくらい
オフだけなら50km弱くらいは走ったんじゃないでしょうか
ガレ場からヌタチュルまで一通り走ったのでレビューです。

良い点

抜群のオフロード性能

オフロードの走破性が抜群にあがりました。
今までのオン8割のようなブロックとは比較になりません。
ヌタチュルでもガレ場でもスタックしたりなんかしなかったですし、走り出しも滑ることは全然ありませんでした。

これだけでもう感動の嵐
さらには横方向の滑りも気にしなくていいので、林道のカーブがすごい安心感
ゆえにちょっと危ないスピードまで平気で出せちゃいます。林道じゃそんな運転しちゃいけないよ
今までは初心者がスケートリンクであたふたする感じでしたが、そんなことはなくなり、普通の地面に足をついているような感覚
コーナーも倒せるくらいにはグリップしてくれます。
正直、今回の林道は純正タイヤだったら絶対に苦労していただろうし、何度も転倒したり、そもそも走破できなかったりしていたと思います。
そこまでしてたら走っていて絶対に楽しくないです。すぐ帰りたくなるでしょうね

ゴツい見た目

交換した直後のバリバリ山な見た目は最高にオフローダーっぽくていいです。
公道走行不可のタイヤであればもっとバリバリな感じでしょうが、AC10は公道走行可能
料金所のおじさんにも過激なパターンをいじられるくらいにはインパクトあります。
インスタ映えもバッチリ

悪いところ

オンロードの不安

オンロードは頼りないです。
通常使用でのバンクはそこまで気にならないですが、ちょっと寝かそうとすると不安爆増
オフブーツでリアブレーキのコントロールおぼつかないですが、すぐロックします。
制動距離はガッツリ伸びるので、いつもより車間をあけて安全運転が必要
速度もあまり出したくなかったので、基本的には法定速度くらいで走行してました。
バンバン抜かれていきますが、オフタイヤだからという理由でストレスは意外と溜まらないです。

消しゴムで走っているかのようなライフ

あっという間に減ります。

交換したてのバリ山からここまで減りました
総走行距離は700kmくらい
スリップサイン出てくるのは2500kmくらいですかね
正直ライフは全然期待できないです。
どんなに丁寧な運転をしてもどんどん削れていきます。

追記

ツーリング2週間後くらいにリアタイヤを見たらパンク?空気が抜けてスカスカになってました。
虫部分がしっかり閉められてなかったようです。
走行している間にちょっとずつ抜けていたようです。
フロントが意外と残ってるのを見てると、リアのライフはちゃんと空気圧あれば5000kmくらいはもつかもしれませんね

まとめ

タイヤというものの大事さをよく感じる経験でした。
いままでスポーツ走行をすることもなく、オンロードでもツーリングタイヤばかり履いていたのであまり気にしていませんでしたが、タイヤ性能がここまで走りやすさに直結するとは思ってもいませんでした。
ライフはそこまで長くないですが、他のガチオフタイヤよりは安いですし、公道走行可能なので自走ライダーにはおすすめ
正直、公道走行不可のタイヤで公道走ってる人は嫌いです。
ナンバーカチアゲのヤン車とやってることは同じです。
ルールを守ってこそのスポーツと考えれば、レギュレーションを守るというのは大事なことだと思います。
公道走行可能でオフ性能追求を考えるとこのタイヤに行き着く気がします。


MICHELIN(ミシュラン)バイクタイヤ CROSS AC10 リア 110/100-18 M/C 64R チューブタイプ(TT) 020500 二輪 オートバイ用

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アドベンチャーな涼しいジャケット コミネ JK-142

今年(2019)の夏はそこまで猛暑な日が多くなかったですね
それでも夏は暑いもんで、バイクに乗るのが暑くて死にそう
当然メッシュジャケットを切るわけですが、アドベンチャーなメッシュジャケットを持ってなかったので、ちょっとちぐはぐコーデだったんですよ
そんな中、コミネがアドベンチャーな感じのメッシュジャケット出してたので速攻ポチリました。

コミネ初のアドベンチャー系メッシュジャケット
バイク乗ってる人なら誰もが聞いたことあるコミネ
昔はダサいけど防御力とコスパで最高みたいな感じでしたが年々かっこよくなってきました
それでもラインナップはオンロード向けのジャケットやプロテクターがメイン
今回みたいなちょいオフロードちっくな商品って結構珍しい気がします。

スタイル
見た目は丈の長いアドベンチャー感あるデザイン

腰部分に大容量ポケットがあり、マップなんかも余裕で入ります。(A5のツーリングマップルはしっかり入らなかった、、、





前のポケットは4箇所
どれもそこまで大きくなくて、スマホはギリ入るか入らないという感じ
2つ折りの財布ならサクッと入ります

コミネのサイズ感はほかメーカーよりワンサイズ大きくてピッタリというのが今まででしたが、
今回はサイズ通りかなという印象



それでもJK-142にはアジャストできる部分でカバー範囲が大きいです。
今回はそのアジャスト機構でカバーできましたが、もうワンサイズ小さくてもよかったなと

もちろん安心安全のコミネは肩、肘、背中、胸にプロテクター入ってます。
しかもCE規格を通るハードプロテクター(背中を除く)
追加で脇腹のプロテクターも追加できるみたいです。

メッシュジャケットとしての性能
涼しい涼しくないはメッシュジャケットにとって一番気になる項目
残念ながらフルメッシュじゃないので、酷暑の中汗をかくような林道遊びには向いてなさそう
肩などのメッシュじゃない部分がちょいちょい蒸れてくる感じがします

高速や田舎道を流すツーリングなどであれば夏場は無問題
春や秋にインナーとしての長袖と組み合わせれば林道で動いたあとの暑さ対策によさそう

まとめ
全体的に満足度の高いジャケット
1万5000円で買えるジャケットとしてもコスパは最強
オンロード向けのブルゾンなんかよりも使用生地は多かったり、細かいギミックは多いのになんでこんなに安いのか不思議
唯一残念なのは色が黒とグレーの2色しかないところ
もう少しアクセントになるカラーがパーツとしてあるとよかったなぁ

恐らく来年も作られる息の長いシリーズ、製品となりそう
アドベ系バイクに乗ってる人は買って損なしです。


【メーカー在庫あり】 JK-142 コミネ KOMINE 2019年春夏モデル プロテクトアドベンチャー メッシュジャケット 黒/グレー XLサイズ 4573325745742 JP店

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軽いと安いは正義 ZEALOTのオフロードヘルメットMAD JUMPER

  

ヘルメットの使用期限は3年だそうです。
今年の夏でHORNET ADVが使用から3年経つので買い替えの時期です。

東京モーターサイクルショーで軽くて安くてかっこいいヘルメットを見つけたというつぶやきを見つけました。
カーボンモデルも用意され、なんと3万円以下で買えちゃううえに重量は1kgちょっと
見た目もSHOEIのVFXに似てるだけあってかっこいい

オフヘルはシールドついてなくて長距離ツーリングとかには使えないので、2つ持ちは必要
と考えるとHORNET ADVと併用できる安さは大変ありがたい!

安メットって安全なの?

よく日本製のヘルメット(アライとかSHOEI)と中国製ヘルメットをハンマーで叩く比較動画がありますよね
案の定、中国製は指で押しただけでも割れそうなレベルにベコベコ
ドンキで売ってるようなヘルメットもこんなに穴開くんじゃないかって
結論から言うと日本でヘルメットを買う限りそんなことはないです。

安全の規格 SG規格とPSCマーク

日本国内で売られるヘルメットにはPSCマークが絶対についています。
というのも、PSCマークのないヘルメットは販売してはいけないことになってます。
それじゃ輸入メットはどうなるのって話ですが、販売してはいけないだけなので、個人で買って使う分には何の問題もないってわけです。(法律の安全基準は満たしましょう)

この安全規格がヘルメットの安全性のものさしになるわけです。
SNELL規格だったり、ECE規格だったり、厳しい規格に通っているかどうかで判断できそうです。

HORNET ADVの通過規格ですが、なんとPSCとSGしかありません。
このヘルメットでレースに出る人もいないので、MFJの公認規格も通していないということ
消費者が知ることのできる安全性ではドンキで売っているヘルメットと変わらないとしか言えないんですよね

ただ、SG規格などの検査基準を見る限りは公道使用で何の問題

使い心地

初めてのオフヘルなだけあって、息のしやすさは抜群
ジェッペルかと思うくらいにスースー息ができる
たぶん、真冬は寒くて使えないやつですね
バラクラバしないと絶対に寒いです。

全体的なホールド感はSHOEIのほうが格上
というか、頭部を下から包み込んで抜けないようにするホールド感がなく、横から締め付けるだけのホールド感に若干や不安を覚える感じです。
ホールド感の良さが2大メーカーで言われる作りの良さというのを実感します。
SG、PSC規格には頭部からの抜けやすさも検査基準にはあるので、このあたりも基準値内ではあります。
実際に顎紐を締めれば抜けることはないので、気の持ちような感じがします。

そのあご紐もSHOEIはねじれにくくDリングに通しやすかったですが、ZEALOTは結構な確率でねじれます。
あご紐のカバーも若干安っぽかったり
やはりコストダウンは各所で見え隠れしますね

軽いだけあって街乗りは結構楽ちん
ゴーグルでHORNET ADVより視野は狭いものの、首を左右にふるのは苦じゃない
ゴーグルの付け外しが面倒なのはどのオフヘルも同じ

メーカーという安心

やはりメーカーは安心ですよね
ブランドという最高の規格があるわけです。
細かい使い心地などもアライSHOEIはちゃんとこだわってますね
それなりのお値段が付けられるのも納得です。
とはいえ、ちゃんと安全基準は通したヘルメットです。
お手軽にオフロードヘルメットを手に入れられる、敷居が低くなるヘルメットであることは違いなし

 


ZEALOT(ジーロット) MadJumper(マッドジャンパー) ヘルメット XL(61-62cm) BLACK/GRAY MJ0012/XL

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オフロード3種の神器 オフロードブーツ GAERNE G-REACT購入

 

オフロードブーツの必要性

モトランドしどきでオフロード体験したとき、思っていた以上に足にいろいろあたりました。
コースだから何も無いだろと思いきや、土の壁とかとマシンの間に挟まれそうな瞬間がちらほら
普通にコケたときも足をガッチリ守ってくれました。
これがエンデューロだったり林道だったりするともっと足に当たると思います。
今までのトコトコ林道でもF8と砂利に挟まれてあざ作りまくってたなぁ、、、

オフロードブーツメーカーいろいろ

オフロードブーツを販売しているメーカーはいろいろあります。

オンロードでも人気のアルパインスターズ
オフロードブーツの代名詞ガエルネ
オフロード用品ならなんでも揃うFOX

このあたりが3強のようです。
他のメーカーもありますが、レース用の上級モデルのラインナップがなく、レースのノウハウがエントリーモデルに反映されてないとのこと
確かに他メーカーは安ければ2万くらいから買えるので魅力ではありますが、ステップアップの意味も考えると3強メーカー選ぶのが安牌のようです(メーカーの犬

世田谷の風魔ぷらす1でおすすめされたイタリアメーカー2社で検討
2社は修理体制もあり、10年は使えるくらいの製品なんだそう
日本人の足型を採用し、ネットでも評価の高いガエルネからブーツを選ぶことにしました。

G-REACTとED-PRO

ガエルネでブーツを選ぶとき、G-REACTとED-PROで悩みました。
自分としては林道ツーリングやエンデューロ主体の予定です。

JAPEXのチャートを見ると林道やエンデューロはED-PRO選べ!となってます。
が、防御力を考えるとG-REACTとなります。

主な違いとしては防御としてのプラスチックのガードがあるかないか、ソールが凸凹のビブラムソールであるかないか
F8オフロード先輩のフォロワーさんがG-REACTでエンデューロレース出てたり、助言してくれたりでG-REACTにしました。


GAERNE(ガエルネ) オフロードブーツ ED-PRO art.405 / イーディープロ アート405 ナチュラルブラウン 26.5cm 【総輸入元:ジャペックス】

が、ED-PROのレザーデザインかっこいいんだよなぁ、、、と後ろ髪引かれまくりましたね
ちなみに、日本人の足型でもない現地仕様をFC-motoで購入すると送料込みで2万ちょっとで買えそうです。
一応革製品なんで、お高い関税がかかるかどうかは税関のさじ加減ですね

G-REACTでツーリング

早速G-REACTとCRF250Lでツーリングへ行きました。
オフブーツでバイクに乗るには儀式が必要です。
シフトペダルとブレーキペダルの調整です。
今までのトレッキングシューズ仕様だとシフトペダルの下にオフブーツは入らないです。
まぁまぁな角度までカチアゲないとシフトアップはかかと以外でできないです。
同じくブレーキペダルもステップと同じくらいにあげるのがセオリーらしいです。
これが普通の靴のときと調整がガラリと変わるんで都度再調整なんですよね、、、

オフブーツ初ツーリングの目的地は猿ヶ島です。
オンロードでのシフトアップは太もも全体を上げる感じ
ブレーキも足全体で踏む感じです。
これがなれないので、結構体力使います。
あれほど細かい調整ができたリアブレーキもかっくんブレーキ連発

ただ、ふくらはぎなど足全体で支えてくれる感じはスタンディングしやすい
足首はいくら柔らかいと言われてるG-REACTでも普通の靴に比べれば固いので、ギプスはめてる感じでした。

早速泥まみれです。これが本来の使い方ですが、真っ白だったのにもったいないなぁって
泥遊び自体が結構な運動なんで、中はメリノウール靴下なんかでも蒸れちゃいます。防水でもないですけど、通気性は正直悪いですね
これメンテとかどうやるんだろって、、、

スタックなんかもしちゃいましたが、オフロードブーツだからチェーンとかに接触しても大丈夫だったって場面もありました。
本当は無茶しちゃいけない場面なんでしょうけどね
歩きにくさや硬さは防御力とのトレードオフですが、オフロードではそれをより感じます。

にしても上から見ると魚屋さんの長靴にしか見えんなぁ、、、


GAERNE(ガエルネ) オフロードブーツ G-REACT/ジーリアクト ホワイト・ブラック・イエロー 26.0cm 【総輸入元:ジャペックス】

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