FX機のD810へ移行してから、今まで使っていたDXレンズが使えなくなってしまいました。
つまり、今まで使っていた便利なズームレンズ群も使えずということ
現在FXで使える手持ちレンズは70-200mmF2.8とオールドニッコールたちです。
AFが使えるのは70-200mmだけなので、標準域での使い勝手は悪いこと悪いこと
そこでズームレンズの導入を検討することにしました。
出てきた候補は5本にもなります。
1.NIKKOR 24-70mmF2.8
2.NIKKOR 24-85mmF3.5-4.5
3.NIKKOR 24-120mmF4
4.SIGMA 24-70mmF2.8
5.TAMRON 24-70mmF2.8
1.NIKKOR 24-70mmF2.8
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ニコン大三元の1本
そりゃ描写力は折り紙付きです。
プロの標準装備レンズということもあり、信頼性も抜群
70-200F2.8と合わせて大三元が2本揃い、ほとんどの場面で大三元の活躍が期待できるじょうたいに
○いいところ
F2.8通しの明るいレンズでボケも楽しめます。
プロの現場でも使われる信頼性
✕だめなところ
新品で20万近い高額レンズ
こんなの買う余裕ないよ、、、でも大三元レンズとなると値崩れもあまりせず、いわゆる資産になるので貯金があれば有効活用になるよね→実質無料
だとしてもレンズ筐体が他のレンズに比べて大きく重いんですよ
ズーム時に大きく伸びたりはしないものの、全長mmが常にあるのは機動力削がれるんですよね
ただでさえでかいD810なんでこれ以上機動力削りたくない
2.NIKKOR 24-85mmF3.5-4.5
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FX対応のズームレンズとしては最小クラスの大きさです。
全体的に小ささへステータスを振ったレンズという印象
唯一のF値が通しのレンズではない点が多少使い勝手に影響してくる
他のF2.8通しのレンズ同様、望遠側が足らないという話もちらほら
こちらもキットレンズであったりするので、FX対応AFズームレンズとしては最安
中古価格で2万ちょっとという価格が魅力的
○いいところ
なんと言っても一番安い!
キットレンズということもあり、中古は投げ売り価格
それでいてDXレンズと間違えるくらいにコンパクト
✕だめなところ
値段なりに焦点距離も明るさもF値通しでもない
便利ズームというわけでもなく、F値も固定でないあたりが便利具合低下につながるかどうか
24-120mmF4にしておけばよかったとの声がちらほら
3.NIKKOR 24-120mmF4
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ズーム倍率が他よりも大きいのが特徴のこのレンズ
他社のF4通しも105mmまでが多い中、このレンズは120mmまで使えるのが特徴です。
24-85mmよりも大きく、24-70mmF2.8よりは軽いです。
ただ、結構太さが気になるとのこと
レビューは2つの意見に大きく割れるレンズです。
便利にステータスを振ったレンズなんで、周辺光量落ちは気にしない人と、純粋にレンズ性能しか見ない人のレビューに別れます。
○いいところ
ズーム倍率が大きく、F4通しの便利さステータスは抜群
キットレンズでもあったので、ナノクリレンズにもかかわらず5万くらいで買えてしまうお買い得感
✕だめなところ
経が太く、重さも700gを超えるので、機動力の低下が心配なところ
持ち運びに苦にならないラインはこのあたり?
価格的にもう少し足せばサードパーティのF2.8通しを買えるところが悩ましい
4.SIGMA 24-70mmF2.8
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サードパーティーの大三元
F2.8通しグループの中では最小サイズです。重さは1kg超えですが、、、
一応SIGMAの質にこだわったシリーズ、Artシリーズに属する1本です。
が、Artシリーズに入れるほどの性能ではないとの意見がちらほら見られる
○いいところ
F2.8のズームレンズにしては最小サイズで機動力をそがれる可能性が低い
このサイズ感が一番重要な要素
価格も手頃で、10万くらいとNIKONの大三元より超お買得
✕だめなところ
やっぱり重さが気になる
フィルター経が82mmでプロテクターやフィルターが高くつく
謎の不人気で情報が少ない
やはりSIGMAとNIKONの相性は悪いらしく、端のAFポイントが効かないとの報告多数
5.TAMRON 24-70mmF2.8
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メーカー公称での手ぶれ補正は最強の5段分!
実測値は4段分との噂も目にするもその強力な手ぶれ補正は高画素機のD810には魅力的
全長はSIGMAよりは大きく、NIKONよりは小さいといったところ
スペック的、価格的に不満のない第一候補レンズ
が、出たばかりか中古という選択肢は外したほうがいいような
○いいところ
強力な手ぶれ補正
手頃な価格設定
1kgを下回る重量
✕だめなところ
スペック的に見て特に不満はないものの、出たばかりで中古価格が低くないため、もう少し手を伸ばせば純正を手に入れられるという後悔の落とし穴がある
それ以外にだめなところが見当たらないくらいにバランスのいいレンズ
選ばれたのは24-120mmF4でした
といったところで、今回のレンズ選定で一番重要な要素はなにかを考えます。
やはり一番求めているのは利便性です。
ズームでAFでVRは必須です。
プラスアルファでF値は通しだと望遠域の光量落ちを気にせずに済みます。
重量や大きさも重要です。大きく重いものは持ち運びで不便です。
という上記を考慮すると24-120mmF4が一番バランスがとれています。
5つの候補の中では2番めに軽いレンズであり、F値もF4なものの、通しで使えます。
全長もとびきり長いわけではないです。
何よりもズーム倍率が5倍という、他の候補にはない利便性があります。
今回の選択で画質は2番手です。多少の光量落ちや湾曲はきにしません。
F2.8のボケは魅力的ですが、そこは単焦点レンズの出番です。
利便性の中にボケを楽しむF値は必須ではないのです。
ということで、考えに考えた結果24-120mmF4を第一候補にマップカメラへ駆け込みました!