あけましておめでとうございます。
特に変わりなく更新していきますよ
年明けから不幸な話です。
昨年10月、Airbnbで宿に泊まりました。
結果としては大失敗だったという、おそらく日本では珍しいリポートです。
貴重な土日休みだったので、八ッ場ダムやその周辺を見学した後、温泉旅館に泊まることにしました。
そこで、即日の予約でも受け付けてくれやすいAirbnbの登場です。
上上田という場所に良さそうな旅館を見つけました。
約8000円で2食付きの温泉宿です。
客室の写真は2種類載っていて、狭いほうだなと覚悟はしていました。
どう考えても片方はじゃらんとか向けに展開している部屋にしか見えませんでしたが、、、、
時間無い人は部屋に入るとまで飛ばしていいです。
早速問い合わせて予約です。
当日の朝だったので、宿泊可能か、料理は付くかなどを質問しました。
回答は「宿泊はできるよ。でも晩ごはんはもう間に合わないから近くの飲食店を紹介するね」簡単にまとめるとこのような感じでした。
19時過ぎに宿に到着し、フロントへ行きます。
ロビーは吹き抜けで、庭も合ってなかなかいい感じの旅館でした。いや、むしろ当たりだと確信しましたよ
宿帳に記入をしてから部屋に案内してもらいました。
案内をしてもらっている廊下で徐々に雲行きが怪しくなっていきます。
「今日はですね、システムの不具合なのか、予約がかぶってしまいまして、」
「でも安心してください。ちゃんとお部屋用意しました。普通、Airbnbの人は一人用の狭い部屋なんですが、大きい方とっておきました。」
普通、エコノミークラスの席が何らかの理由で使えなくなったから、ビジネスクラスの席用意しました的なやつだと思うでしょ
階段上がって、こちらですと言われた廊下を見るとめちゃくちゃ薄暗い
「怖いなーなんか嫌だなあー」みたいな感じの廊下ですよ
その一番奥にある部屋名すら与えられてない扉を開けて「こちらです。」
まずボコボコに穴が空いたふすまが見えて絶句
普通に体が固まってしまって、「どうぞ」と言われるまで何をしていいのかわからなくなってしまいました。
さらに部屋へ入ると卓球台が部屋のど真ん中にあって何がなんだかわからん状況
「ちょっとおかしな部屋ですが」
じゃねぇんだよなぁ、、、
卓球台の上に置かれたお茶菓子セットがシュールすぎて困る
「それではごゆっくり」
宿の人がいなくなってから部屋を散策する
卓球台のインパクトが強すぎて、客室間違い探しにかなり苦労する感じ
いや、なんも嬉しくないんだよなぁ
とりあえず最初に目に入ったスタンドライト
和室に洋風のスタンドライトがある不思議
もちろんコードは繋がれておらず、使えませんね
シェードの傾き加減が哀愁感じます。
奥の収納スペースには壊れたシーリングライトがこんにちはしてました。
ライト以外にも壊れた物がたーくさん
壁に取り付けるであろうランプ
ランプばっかりやんか
ケンくんのおもちゃ箱
誰やねん
クソくんに見えるって言われてから笑いのとまらない箱になった
うわーーーー
ガチ本棚
おもちゃ箱よりも生々しさがあって怖い
ちなみに窓からの眺めは民家のベランダです。
下にはボイラー室、左を覗くとスナック街があります。
寒いので暖房を入れようとしましたが、エアコンや暖房器具の類はなさそう
10月だけど山間部だしで普通に冷えます。
お風呂に入る以外、ずっとダウン着てた。
真冬だったら殺人レベルだと思う
晩ごはんは連絡されたとおり無いとのことなんで、マップを渡されておすすめの店を目指してみます。
が、繁華街はただのスナック街
片言日本語の外国人がしつこい勧誘をしてきて店を探せたもんじゃありません。
なんでお前らは日本の辺鄙な場所にやってきてるんだよって
30分くらい歩いたけど、スナック街の夜の仕事者向け飲食店か、観光地あるあるのそばうどん、カレーみたいな微塵もそそられない店くらいしかやってなかったです。
まちなかは外灯がなくてマップも読めなかった
結局食べたご飯はファミマの台湾まぜそばでした。
イートインが使えないのと、飲食店を案内されたがゆえに部屋まで弁当持っていくのは勇気がいるので、コンビニの前の空になった足湯に腰掛けて食べました。
普通に寒いです。
足湯は夜中やってないらしいです。
温泉街の宿泊客が奇異の目で見てきます。
胃に温かいまぜそばとお茶を流し込んで宿へ戻ります。
やっぱり部屋は寒い
温泉に入って体を温めることとします。
、、、外側から鍵をかけられない
仕方がないので、貴重品はすべてトップケースへしまいます。
鍵は頑張って隠しました。
脱衣所あったけぇなぁ
温泉は21時で男湯と女湯が入れ替わるそうです。
残念ながら男湯は小さい湯船になる時間でした。
うーん、、、湯量がファミマ前の足湯より少ない
温泉街だろ?って言いたくなるくらいチロチロっとしか出てない温泉
途中から入ってくる親子が楽しそうにお風呂入ってるのがまた心にパンチを食らわせてきます。
お前らはきっと快適な部屋で過ごしてるんだろうなぁ
歯を磨いて寝ます。
と思いきや、歯ブラシセットが半分開封済み
これ、使ってないと思って使いまわしたやつでしょ
半分開けて入れ直してたら誰かと歯ブラシ共有
ここまでくると文句言うのも馬鹿らしくなって、自分でなんとかしようと思っちゃうのがまた自分の悪いところ
ファミマへ行って歯ブラシセットを買います。
浴衣とか寒いから着ません。
布団も薄いのでダウンを着て寝ます。
ギリキャンプより快適かなくらいでした。
8時起床
そういや、朝飯の案内なかったけど、どこに行ったらいいのか
もしかして持ってきてくれるのか
30分くらい待ちましたが、何もなさそうなので、さきにバイクへ荷物をくくりつけに行きます。
「よく眠れましたか?」
宿主と奥さんらしき人が現れた。
「変な部屋で申し訳なかったです。荷物になってしまうかもしれませんが、お詫びとしてこちらどうぞ」
と温泉饅頭を渡してきました。
朝ごはんは、、、?
内心、朝からブチギレなので見送りはまだ準備に時間かかると断りました。
ここでも楽しそうに宿を出ていく宿泊客がわしの心にパンチして去っていきます。
朝ごはんがなかったので、ファミマへ行きます。
ありがとうファミマ
結局、8000円近く支払って、物置に素泊まりというなかなかできない経験をすることができました。
その後
1週間後に再度腹が立ったので、返金フォームみたいなところから可能な限り返金を要求しました。
相手もすんなりと認めてくれて7000円くらいは返ってきました。
ちなみに、話が違うぞ的な事態に陥った場合
チェックインから24時間以内にAirbnbに証拠とともに連絡すれば全額返金手続きがされます。
ただ、Airbnbの立場からは、一度ゲストとオーナーが話合っても解決しない場合ねという注意書きがありますので、僕みたいなコミュ障になっちゃうのはだめだよってことですね。
流れとしては、
オーナーに改善を要求する
それでも駄目ならAirbnbへ連絡
命にかかわるヤバさなら110番してね
という感じ
ただ、今回の僕みたいに、事後でもオーナーと交渉できるスペースが用意されているので、完全な泣き寝入りはしなくても良い模様
もちろん、この事後相談のシステムはゲストへ要求することも可能みたいなので、物品壊したり盗んだりする悪質なゲストからも事後でお金を含めた要求ができます。
正直、宿を楽しみにしていた旅なだけに残念な結果でしたが、ある意味貴重な経験でもありました。
Airbnb2回目でこの物件にぶち当たったのは正直経験不足で辛かったです。
宿の品質とかに保証をつけたい人はちゃんと旅行サイトから予約しましょう。
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